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所有権移転登記の死角

2012年11月14日 | 売買の知識
不動産の売買契約が成立し、買主は住宅ローンを金融機関に申し込んだとします。

融資が承認され、所有権移転の手続きをすることになったとします。

買主が金融機関から融資を受ける場合、通常はその金融機関で決済(残代金の支払いと所有権移転の手続き)をします。

しかし、実際には、その場で所有権移転の登記の手続きがなされるわけではありません。
決済後、司法書士が法務局に出向き、書類を提出して初めて所有権移転の登記の手続きが完了します。

この間に、誰かが先に所有権移転の登記を申請してしまったら、登記をすることができなくなります。

だから、不動産の取引は怖いのです。

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