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尼崎連続変死事件のマンションについて

2012年11月19日 | マンションの知識
マンション管理新聞に、こんな記事が載っていたので紹介します。


<兵庫県尼崎市の連続変死事件>
傷害致死罪などで起訴されている角田美代子被告等は、市内マンションの最上階に住居を構え、ルーフバルコニーに目隠しをし「監禁部屋」などを設けていたとされる。
共用部分のバルコニーへの工作などの行為は明らかな管理規約、区分所有法違反に映るが、管理組合・管理会社はどう対応していたのか。

マンションは8階建て築12年・40戸ほど。 被告の義妹の夫が新築の時点で購入していた。
最上階には住戸が4戸。 逮捕時点での管理費等の滞納はほとんどなかったようだ。
ルーフバルコニーやベランダには木製と見られる柵のようなものがある。
いつ設置されたのかは不明だが、木製の柵は10年ほど前から設置されていた、という証言もある。
かつて近隣に住んでいたという女性は、「あんなんしたら、理事長さんとかがやめろって団体で来る」と話す。

管理組合が、柵などの撤去を要請するなどの催告を行なっても聞き入れてもらえない場合、区分所有法第57条に基づいて、共同の利益に反する行為の差し止めを請求する手がある。 
最終的には競売請求が出来る。

こうした対応策などを管理組合側に提案していたのかについて、委託管理を受けている大手管理会社は「捜査が継続中のことでもあるし、管理組合さんもいるので、お答えできない」と話す。
「(催告等は)管理組合はやってないんじゃないか。(被告等が)怖かったから」と話す関係者も。
大規模修繕を実施する際には撤去を求めるなど、一連の造作に向き合わざるを得ない状況になってくるが、大規模修繕はまだ行われていないようだ。

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