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建物の形状と耐久性の関係

2012年12月08日 | マンションの知識
1981年6月1日に、建築基準法の耐震基準が抜本的に見直されました。

いわゆる「新耐震基準」と呼ばれる新しい基準となりました。

1995年に発生した阪神・淡路大震災では、この基準で建てられた建物と、そうでない建物とで大きく明暗を分けることとなりました。

「新耐震基準」で建てられた建物は、大きな被害は極めて少なかったのです。

しかし、「新耐震基準」だからといって、全てが安心できる建物ではありませんでした。

同じ基準で建てた建物でも、建物の形状や構造によっては、大きな被害を受けた建物もありました。

例えば、ピロティ構造の建物です。

ピロティ構造とは、1階が駐車場になっているような建物のことで、壁が少なく、ほとんどが柱だけで2階より上の重さを支えているような建物です。

これと同じようなケースで、1階に大きな店舗が入ってる建物も同じことがいえます。

耐震性は、壁の量だけではなく、建物の形状でも変わってきます。

耐震性を考えるとき、シンプルな箱型の建物が一番安定すると言われています。

不整形な建物や、上階が後退しているような形状は安定性に欠けるため、同じ「新耐震基準」で建てられた建物でも、整形でシンプルなデザインのものと比べて強度に差が出てきます。

見た目の面白みやデザイン性に欠けるかもしれませんが、箱型のシンプルなデザインの建物が安定していると言えます。

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