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ラーメン構造と壁式構造

2012年11月27日 | 売買の知識
マンションの代表的な構造に「ラーメン構造」と「壁式構造」があります。

ラーメン構造の「ラーメン」とは、ドイツ語で「額縁」の意味です。

ラーメン構造は、柱と梁で建物を支えます。

一方、壁式構造は、壁と床の「面」で箱のように建物を支えます。

一般的に、壁式構造は5階建てくらいまでの低層マンション向けです。

阪神・淡路大震災では、古い建築物でも、壁式構造の建築物は被害が少なかったと言われています。

これは、全体的に壁の量が多くなることから、耐震性が高まるためです。

壁式構造は、ラーメン構造のように柱や梁が室内に出っ張ることはありませんが、室内に設置されている壁に構造壁が多く含まれているため、壁を撤去するようなリフォームは難しくなります。

ラーメン構造であれば、ほとんどが撤去可能な間仕切り壁ですから、将来、間取りの変更を伴うようなリフォームを考えるのであれば、ラーメン構造のマンションを選びましょう。

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