今年も鉢植のハスが咲いた。
ハスとスイレンが混同されるケースが多々あるけど、違いを確認してみる。
ハスは水面からはるか上に高く咲くのに対し、スイレンは水面で咲くという違いがある。
葉も同様に水面からはるか離れて展開するハスに対して、スイレンは葉も水面に広がる。
当然ながら、ハスを育てるには常に水を溜めておかねばならない。
それは、ボウフラが湧くというリスクがある。
だから、蚊の発生を防止するためにメダカを同時に飼っている。
メダカは寒い冬も健気にその鉢の中で過ごし、夏になれば卵も産む。
その卵が孵り、メダカの再生産がなされる。
今朝、その鉢の水に見慣れない生物を発見。
大きさは小さいメダカほどながら、形状はほぼ海老!
調べてみると、どうやらホウネンエビという田んぼに生息する生物のようだ。
しかし、なんで今年になって急にホウネンエビが発生したのか?!
それで思い出したのが、この春先、蓮の植え替えの折
貸し農園の土を少し持ち帰り鉢にいれたのだ。
貸し農園は元水田。
その水田の土にホウネンエビの卵があったのだろう。
しかし、もう10年以上水田にもどったことのない土だ。
その期間、ずっと卵が水さえ有れば孵るという態勢でいたのだ。
これって、凄すぎじゃないか!
生命の神秘を見たような気がした。(^^;