先日のボイトレ初体験でも思ったことだが、初めての体験
というのは楽しいものである。
好奇心の満足ということもあるし、また一つ新しい世界が
開けたという喜びもある。
50歳を少し過ぎた頃、木工教室に通い出して、
その最初の授業?が終わったとき、思わず
「ああ、楽しかった」と言う言葉が口をついて出てきた。(^^;
60歳になってブドウの剪定を習ったとき、その作業が
楽しくて仕方なかった。
こんな作業なら、幾らでも手伝って上げる、と思ったものだ。(^^;
何事も初体験は楽しい。
ところが、ブドウ作りも七年目になってその剪定作業がまるで楽しくない。
あの最初の楽しさは何だったんだと思う。(^^;
マンネリ化したのだ。
新しい発見もなく、ただ、作業を黙々とこなす。
そうなると、労働となる。新鮮みがない。
美人と結婚しても三月もすれば飽きるのに似ている。(笑)
結婚して飽きないとすれば、それはその人物に顔以上の魅力があったからだ。
男女とも同じ事が言える、と言い添えておかないとおっかないことになるね。(^^;
あ、また話があらぬ方向に行ってしまった。
人生を楽しむためにはつねに新しい事に対する好奇心を持ち続けねばと
言いたかったわけ。(^^;
一方で、継続は力なり。
時間は人も物も関係性も熟成させる要素である。
新鮮みとは違った糟糠の味ってものも世の中にはある。
刺し身でよし、糠漬けでもよし、食べ物とおんなじでんな。
ヘシコが食べたくなった。(^^;