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【ぐるぐる】のお店「愚流愚里庵」

日常の、ちっちゃいことを楽しんで、楽しく生きられれば良いにゃあ、という事をモサクしてゆきまする。

お世話になってます、「みんなのシネマレビュー」

2005-06-18 18:05:09 | 映画
もう、二年以上レビュー(映画の感想・批評)を書かせて頂いている映画サイト「みんなのシネマレビュー(以下「みんシネ」と略)」。出会ったきっかけは「忘れじの映画」でも書いたシザーハンズ。たまたま「シザーハンズ」というキーワード検索で何件目かに出てきたのが「みんシネ」だった。

元々、大して映画を観てる方ではなかったのだけれど(むしろ平均より少ない位だったと思う)「みんシネ」と出会ってから、それまでなら絶対手にも取らなかったであろう作品も観るようになって、気づいたらレビューの本数は千本を越えていた(とは言え、途中ではただひたすらレビュー本数を増やしたいがために書いたのもあったりするのだけれど・・・)。

今だから言うけど、実は最初の頃は沢山のレビューを書いている方々、「あ、この人映画の事良く知ってるんだなー」と思える方々、つまりはいわゆる“映画通”の人に対して、ある種の嫉妬・反発する感情があって、それが映画を観たりレビューを書く原動力になっていたと思う。「何だよぉ、映画の事いっぱい知ってなくちゃ、映画について語っちゃいけないのかよぉ。良いじゃん、素直に楽しめばさぁ」みたいな。

で、いっぱい映画を観て、「果たして自分は“映画通”になったのか?」と思うと、じぇ~んじぇんそんな事ないんだな、これが。確かに色んな映画に触れることで様々な映画の楽しみ方を覚えたとは思うけど、相変わらず映画って良く分からない。んでも、だからこそ、面白い。


それと、もう一つ「みんシネ」と出会えて良かったのは、サイトを通じて様々な人と知り合えた事。そこで知り合った方と会う機会も何度かあって、実は来週、割と本格的なオフ会が開かれ、僕も参加することになった。初めてお会いする方々も多いので、今から非常に楽しみなのです、うひひひ。そのオフ会についてのレポートは、また、いずれ。






忘れじの映画。

2005-06-14 18:41:02 | 映画
↑とゆー言葉を、故・淀川長冶さんがよく使ってらしたけど、僕にとっての「忘れじの映画」と言えば、もぉ、これ。


これは昨日書いた「ビートルズ・イズ~」と同じ頃の話。その頃聴いていたラジオの深夜放送「大槻ケンヂのオールナイトニッポン」の終わり頃、パーソナリティのオーケンが「こないだ、映画を観たんだけどさあ」と、訥々(とつとつ)とした調子で語り始めた。


当時の僕は、映画に関しての知識は人並み以下だったと思う。宮崎アニメだけは好きで観ていたけれど、あと知っている監督と言えばスピルバーグ位だったし、それも「やっぱスピルバーグの最高傑作は『スター・ウォーズ』だよねえ」なんて言われれば、「うーん、そうだねえ」などとうっかり答えかねないほどの映画オンチ。だから、オーケンが言ってた監督の名前も俳優の名前も当然初耳。


だけれども、何故かオーケンの語った内容(と語り口)に惹かれた僕はバイト先のコンビニの「ぴあ」で上映している映画館を調べ、一人でノコノコ、出かけていった。季節は、何故か記憶に無い(そんなにロングランではなかった筈だから、調べれば分かると思うけど)。


その、渋谷の映画館は結構込んでた。まだ田舎から出てきたばかりだった僕は渋谷という街にどうも馴染めず、しかも周りのほとんどがカップルだった事もあって何となく居心地の悪い気持ちになりながら、チケットとパンフレットを買った。


パンフレットの表紙は青白く無表情な男の、うつむいている横顔のアップ。


何故か僕はそれを見ただけで泣きそうになってしまい、かなり慌てた(だって周りに人がいっぱいいるから)。「何なんだろう、この感じは・・・?」・・・そして上映開始。



・・・・・・



映画が終わると、僕の顔は涙と鼻水でとんでもない事になってた(と思う。鏡で観た訳じゃないから分からないけど)。「ヤバい、これはシャレにならん、何とかしなければ」と思いつつ映画館を出て、一年中お祭りのような渋谷の街を一人テクテク歩いた。



僕は、「運命の恋」というものはあんまり信じていない。のだけれど、これは僕にとって「運命の映画」「運命の出会い」だったと思う。ぶっちゃけた話、生涯でこういう出会いを体験したのだから、もういつ死んだっていーや、とさえ、思う。



ともあれ、この日僕の脳裏に三人の名前がしっかりと刻み付けられた。ティム・バートン、ジョニー・デップ、そしてウィノナ・ライダー。



・・・これがワタクシと「シザーハンズ」の出会いのあらまし。そしてこの出会いはずっと後になって「みんなのシネマレビュー」という映画サイトとの出会いにもつながるのだった。