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二十歳の減点

ここで会ったが100年目!二十歳の原点を求めて、真面目とアホが混在するブログ。

麻生太郎にはわからない。

2005年05月06日 19時23分05秒 | 考える二十歳
本日は野中一二三園部町長の講義。
本来なら「自治体外交」がテーマだったので、それを中心に記述するべきなのだが、今日の講義でそれよりももっともっと気になったことがあるのでそれを中心に記す。
園部町長は7期27年の長きに渡り町政のトップに君臨してきたのだが、その運営方針はとてもユニーク・・・というかいい意味で典型的なトップダウン型である。
そんな彼が本講義の中で何度も何度も言った言葉、それは

家庭の経済状況やその他諸々の事情で、不平等の生じないような町づくりがしたい。

この言葉に裏付けられるように、園部町ではところで行政が活躍している。
小学生がみんな英会話に触れる機会を持てるよう授業を行ったり、クラス全員分のパソコンを用意したり、介護保険料の累進課税の段階をより細分化して低所得者の負担軽減・高所得層による再分配を強化したり、いち早く町中に光ファイバ・CATVを整備するetc...
苦しい町の財源を、基金や財団を設立することでなんとかやり繰りして、様々な場面で社会の不均衡を是正し、みなが平等なスタートラインに立てるよう政策が立てられていた。
ちなみに園部町の公務員の給与水準は、合併の決まっている町町の中で最も安いそうだ。

そこからどこまで頑張るかは個人次第だ。ただ、経済的に苦しいからといってチャンスすら与えられない、気まずい思いをする、それだけは避けたいんだ。

彼だからこそいえる言葉、そして更に重みを増す言葉。
差別と徹底的に戦ってきた彼だからこそ言えるのだろう。
ここまで上り詰めるまでには、想像以上の苦労があったろう、麻生太郎あたりには絶対に理解できないような。
普通なら簡単に手に入るチャンスを手に入れるのが必要以上に難しかったこともあったろう。
悔しい思いもしたろう。
そんな彼の生き様が見事に繁栄されている町政。
今の日本とは全然違うなぁと実感。

ここのところ日本の福祉が破壊されつつあるように思う。
金持ち優遇税制もどうかと思うし。まぁこれは外資を呼び込むだめに必要なのかもしれないけれど。
切捨て切捨て合理化合理化。
で、国の財政の建て直しが進んだかといえば、全く。
どうなんだろうね、今の改革。
財源作りを工夫しつつ、福祉を充実させる、そんな園部町のやり方を見習うときが来ているのではないだろうか。と思ってみたり。

いつもクリックありがとう☆


ぶっちゃけ野中さんがどんなことやってきた人なのか詳しいことは知らないわけだけど。。。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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毒饅頭オヤジ (カフェマスター)
2005-05-07 11:30:24
毒饅頭会見を開いて政界を引退した人の弟でしょ?
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Unknown (gurimasa)
2005-05-07 13:13:16
>カフェマスター

いえーす。

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