2005年11月5日
大叔父さんの形見で、28年も使っているオメガのコンステレーション。 自分にとっては初めての腕時計で、もう35年も動き続ける骨董品。 中学に入学して使い始めたころはベルトが外れてボールと一緒に飛ばしてしまったり、学生時代には身に付けたまま泳いだりというかなりの酷使がたたり、数年に一度のオーバーホールでは追いつかない事態に!
なんと、文字盤の「足」が折れたらしく、淵に傷が出来てガタツキもが感じられる。上野の本社へ平日出かける時間もないので、銀座のショップへお願いすると・・・
・国内に部品はないので、スイスへ送る
・スイスへ送っても、部品がない場合はクリーニングだけで戻される
・その場合でも、航空運賃は15,000円必要
・最悪、半年!かかる
と言うコメント。
それから一ヶ月後に電話連絡があり、釣行中止の週末を利用して、土曜日に銀座へ車で取りに行った。 再会したコンステレーションは見違えるように輝き、でも、何かが違う。そう、アイボリーの文字盤にエナメルが塗られていた時刻位置のマークと長針・短針が、シルバーに輝いている!もう、同じ部品がなくなっていたらしい。 これはこれでネオ・クラシカルな趣があっていいのだが、なんだか複雑な心境。
ちなみに今回の請求金額は、TAGホイヤーの2000SSクォーツがドンキで買える位(T_T;) 思い出には代えられないが、想像以上の出費。 暫らく定期点検に出さなかった罰と言うところか・・・ これからは、機械式時計が増えないようにしないと、4本用ワインダーも満杯! 少ない釣りと教養のお小遣いも、釣りに回せなくなってしまう!