「グレ大好き」メジナ釣師の釣行記 第二章

外房は勝浦・鴨川に内房の館山・富浦周辺での陸釣り、徳島や阪神では磯釣りの名所やお手軽な波止場での釣行記をご紹介します。

#17 神様からのご褒美?!(浜萩)

2006-03-26 17:21:48 | 釣行記

2006年 3月25日(晴れ・東南の風、若潮、やや濁りあり)

21日祝日を利用しての浜萩釣行で気を良くして、今週末も浜萩へ。 グレ釣りへの専念を「約束」してからは好調が続くので、決して潮周りは良くないが昼時の満潮から日暮れの干潮までを狙って8時過ぎに出発。 相変わらずの事故渋滞で混みあう京葉道路から久留里街道を経て鴨川へ入り、えさよしで出る前に電話で頼んでおいた解凍オキアミを購入。 案の定、釣り人の姿は無くのんびりとポイントを確かめてから、撒き餌の準備を開始。 少々風が出てきたのが気になる・・・

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1mほどの幅だけ大きな岩と海草林の間が開いた、小道のような潮通しの良いポイントに撒き餌を投入開始。

まず、22cmほどの尾長。 木っ端が出るのはわずかで、たまに大きな海タナゴが顔を見せる。 沖目への遠投であれば、餌取りも少ないようだ。 次々と22~24cm位のサイズが掛かるが、なかなか期待の大物(と言っても30<です・・・)は出ない。

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干潮が近づくと共に日も暮れ、根掛りに悩まされながらも餌が無くなるまでと続けていると・・・ 

結果がこちら~↓

暗がりだったので自宅で撮影

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25cmの本命メジナを吊り上げた後、強烈な横走りで海草の林に逃げ込まれながらも何とか引き抜いたのは、メジナより一回りは大きく、最後に掛かった普通サイズのアジ(20cm)がなんとも控えめに見える29cmの大アジ! 夜になって集まる釣り人の狙いは、どうもこれだったらしい。

Imgp0158 足元が見えなくなってきたので道具を片付け、綺麗な景色を遠めにみながら美味しい一服をアイスコーヒーと共に済ませ、帰路へと付いたのでした。 次は4月1日、今度こそメジナの大物(30cm超)を!!!


#16 浜萩は快晴!(浜萩)

2006-03-21 17:52:32 | 釣行記

2006年 3月21日(快晴、午前南風少々午後から強い、小潮)

潮待小屋と当ブログの常連さんである近所のおっさんさんに、「なななななんですと。釣れてない 手みやげもない これから一週間どうやって過ごしましょうか? 悶々と寝付けない日々が・・・・・・・・・.。」

Pht060321140000なんてコメントをもらってしまい面目をなくしたグレ大好きは、汚名挽回を期して波と風で前回は釣りにならなかった浜萩へ。 小潮ながら満潮が朝7時と、午前だけの釣行には絶好のコンディション。 久留里街道から鴨川を経由して、7時30分に到着。 しかし、釣り人は全く居ない・・・

でも、南風はなんとも穏やかでイイ感じ。 撒き餌をすると、木っ端やキタマクラがちょろちょろ出てくる。 浅い釣り場なので満潮とは言え二ひろほどの棚で始めるが、餌は取られるもののどうも河豚らしい。 2週間前の寄浦の悪夢が蘇るが・・・(^_^;) 10投目で、24cmの口太が来た! しかし、なかなか後が続かない。 やはり小潮だと活性は低いのか?! 潮の引きが強くなったら続けて木っ端が掛かった。 撒き餌で手前に寄せて少々沖のサラシを狙えばなかなかの引き。 足元のテトラに潜られそうになるが、無理やり引き抜くと26cmの尾長。 後は手のひらサイズまでで、風も強くなったし潮止まりとなったのでここで終了。 サイズは今一つながら、狙い通りに釣れたので今日は大満足! v(^0^)v

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26cm・22cmの尾長に24cm・21cmの口太、刺身と焼き魚用に二人分確保して、他の手のひらサイズはリリース。 木っ端が意外と食わなかったところを見ると、やはりメジナは潮回りに影響されるのか? ここ浜萩ならサラシがいつも出て、いかにも感じは良いのだけれど・・・ 次回は内房の地磯で30cmオーバーだぁ~っ!


#15 近所のおっさんさん、ごめんなさい!(館山自衛隊)

2006-03-18 21:00:07 | 釣行記

2006年 3月18日(晴れのち曇り、南西の風、中潮)

駄目です、全く駄目! 餌取りの顔さえ拝めず、潮待小屋の管理人さんことかめやまこさんのようなリスクヘッジも無く、寝坊して7時から始まった館山堤防での釣りは餌屋さんを潤しただけ。

やはり、濁りに期待して黒鯛なんて狙おうとするから、グレのたたりが・・・ 来週から、もう一度初心に帰って出直します。

ということで、今日は何にも無し! 御免なさい m(、、)m

008オマケ:「ひょっこりひょうたん島」の愛称で呼ばれる城山周辺(城跡や駅前などの城下町あと)にあたる徳島市の中心地を巡る、無料の観光船から 眉山を望む。 キビレの釣り場は、この新町川河口周辺がメッカ!


#14 荒れる浜萩(浜萩・寄浦)

2006-03-12 17:35:15 | 釣行記

2006年3月11日(晴れ、北西の風のち南風強い)

先週の浜萩釣行に気を良くして、今週末も同じく浜萩へ。 朝ゆっくりと支度して、久留里街道からのんびりと鴨川を目指した。 先週おまけしてくれた「えさよし」に寄ると、朝は今年になって一番の来客だったとか。 少し心配になりながらオキアミと付け餌を買って駐車場へ行くと、確かに車が満杯! Blog見てる人がそんなに多いとも思えないけど・・・ 

ファミリーやカップルで港内や堤防先端が賑っているが、外向きのテトラはちらほら程度で一安心。 満潮が近いせいか波も高いので、先週より先端近くで支度をはじめた。 ところどころ、テトラの高いところまで波を被っている。 暫らく試すも、波が高く河豚だけで木っ端も掛からない。

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その内満潮になると波が堤防のあちこちで港内まで届き始め、ポイントを高座に変えてもしぶきが掛かる。 メジナの気配もないし、これ以上は釣りにならない(第一危険)と諦めて撤収を決意。 片付けていると、パッカンと玉網が大波を被り、危うくロストするところだった。

と言っても、餌もあるし時間も早いので、着替えてからすぐ近くの寄浦へ移動することにした。 湾内奥深い寄浦は、波に強い。 案の定、アジ狙いの人達が港内向きに所狭しと陣取るが、テトラには数人だけ。 潮待小屋の管理人さんにもお勧めした、テーブルj状のテトラで早速開始! 流れは綺麗に沖へ出るポイントだが、ほぼ前方からの向かい風で道糸が取られてしまう。 すぐ浮きが消しこむも、道糸に手応えは出ない。 そして・・・

Imgp0143 ハリスには噛み跡と言うことは、そう、河豚。 針をチヌ針1号に変えて、少しでもハリスを守ろうと努力するも、ショウサイフグとクサフグ達は飽きることなく攻めてくる。 棚を替えポイントを変えても、今日は河豚だけ。 かれこれ20匹ほどと遊んだところで夕暮れに。

先客のばら撒いたテトラ上のアミコマセや道具類を海水で洗って片付け、暗闇をシーワールドから引き上げる長い車列を眺めながら、冷たく冷えたブラックコーヒーで一服。 今日は、アタリ取りと針結びの練習に来たと自分に言い聞かせつつ、大多喜街道や京葉道路の渋滞を避けて久留里街道を寂しく帰路に付いたのでした。


#13 浜萩で、涙の再会(浜萩)

2006-03-05 12:31:10 | 釣行記

2006年3月4日(晴れのち曇り、北東の風やや強い)

2週間前の徳島釣行では、結局、大島での二日間にメジナの顔を拝めず失意の帰宅。 近所のおっさんさんにも見放されそうなテイタラクに房総での復活を期して、弟子とその友人との3人で出かける事に。 ところが、バーボンが過ぎたのか気付いた時にはもう7時!二人に平謝りしながら、京葉道・館山道・スカイラインを度重なる事故渋滞に凹みつつ、3時間以上も掛かってヤット海。

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海が見えてからも、シャチの赤ちゃんで賑う鴨川シーワールド周辺も渋滞。 海辺の国道に出たら、もう12時近い。 通りがかりの「えさよし」で気の良いお上さんに勧められたこともあり、いつものポイントは混んでいるだろうと諦め浜萩に決定。 彼方に鴨川シーワールドが見える、浅い岩礁帯のかなり広い釣り場。 東側に長い堤防が続く。

Imgp0129_2ただ、海草が生い茂り、底が見えるほど浅い上に根もあちこちにあるので、弟子達には厳しいかも・・・ 比較的、浮き投入のポイントが広い場所に誘導し、自分は波とサラシが如何にもと思われる岩と海草にはさまれたかなり狭いポイントで、いよいよ投入開始。 数投目で早くも24~5cmのメジナが上がり、期待は一気に高まった(^0^)/

しかし、日が傾くまでは木っ端ばかり。 それに、強くなった北東の風で糸はふけるし、高い波に浮きは落ち着かず、更に海草に頻繁につかまってしまう。 ようやく先ほどより可愛いサイズながらも2年生が掛かって、気持ちを切り替え戦闘モード。

根掛りに苦労した弟子達は、いつの間にか堤防先端の船道で釣っていたがタナゴばかり(と言っても2匹だけ)、と愚痴をこぼしにやって来た。 もうすぐ日暮れだし、どうも撤退したいらしい。 どうせ渋滞だしきっと釣れるからと激励し、風が収まってきたのでポイントに戻って遠投気味に攻めると待望のあたり!

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決して型は良くないが、堤防のメジナ釣師としては満足できる釣果となった。 最後に掛けた28cmのあとは河豚が来たし日も暮れたので、先端の二人に合流。 タナゴ以来何も釣っていないと言うので、ケミと電気浮きを渡してアジを狙ってもらう。 自分はメジナの仕掛けでそのまま電気浮き無しの探り釣り。 2投目には良い型のアジが釣れたが、1時間にあたりが一つある程度。 二人が1匹づつ上げたところで本日は納竿。

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群れが入っていないらしく勝浦のような数釣りはできないが、良い型なので一本釣りなら楽しめそう。 それにしても、釣り場は広いし綺麗な漁港だし、また来て見たい。

駐車場所を尋ねても、漁師さんは愛想が良くて優しそう。 くれぐれもごみの片付けやマナーを忘れないで、こんな気持ちよく釣らせていただける釣り場を大事にしたいと満足しつつ帰路についた。

夜釣りのアジが4匹と、針を飲んでしまった2年生が23cmに28cmの2匹。 最初に釣った2年生(24~5cm?)はリリースしたけど、キープしても良かったかな・・・