「グレ大好き」メジナ釣師の釣行記 第二章

外房は勝浦・鴨川に内房の館山・富浦周辺での陸釣り、徳島や阪神では磯釣りの名所やお手軽な波止場での釣行記をご紹介します。

#27 南房総へ初釣行!(黒島)

2006-05-27 23:44:51 | 釣行記

2006年5月27日(大潮、雨と東南の風強い)

前回に続き雨と風の中、近所のおっさんさんのお勧めで一路南房総へ。

Imgp0247 同僚と飲み過ぎて朝3時ではアルコールが抜けきらず、いつもなら出社の時刻に出発、まずは近所のおっさんさんが居そうな乙浜港。 意外なほど釣り人が居て特定不可能と諦め、風も思ったより弱いし霧雨程度だったので思い切って長島へと向った。

Imgp0248 長島には先客が居たので、隣の黒島でポイントを確保。 見ての通りのサラシに期待は高まるものの、雨が強まって風も段々と・・・ 噛み後が付けられたらすぐに河豚、次は木っ端メジナ。

Imgp0251 これに気を良くして続ければ、今度は元気な引き味で手のひらサイズ。 更に強くなる風と波にめげないで続けていれば、ようやく24~5cmの口太が!

Imgp0254 この後はサイズアップを狙って投入ポイントを変えたりしてみたが、波が随分と高くなって何度も繰り返し頭から波を被ることに・・・ 同じようなサイズが次々掛かるけれど、潮が早くて仕掛けを止められない状態。

気温がさほど上がらず(19~20度)、暖かい海水が有難いなんて思っていたら、その内に大波が自分の頭上を超え出した!

Imgp0255 ということで、今日はここまで。 次は、天気の良い時に来て見たい素晴らしい磯でした。 近所のおっさんさん、ありがとうございます!

それにしても、往復280kmはきつかった~(@_@;) 浜萩で、もうちょっと練習してから再挑戦かな?


お休みの一日・・・

2006-05-21 23:05:58 | 釣り道具

2006年5月21日(小潮、晴れ)

今週末は、風や潮周りを気にして久し振りに迎える静かな週末。 ミニバンの12ヶ月点検とスーパーセダンの6ヶ月点検も重なった事だし、これも神様の思し召し?

Imgp0243_1 お出かけついでにカーディラーに程近い上州屋へと顔を出し、見つけてきたのはこれっ! ゲームフィッシング用で首から肩周りの通気性が良さそうな、夏にピッタリのフローティング・ベスト。 これで5980円はお買い得?! 大きなポケットに浮きケースも収まるし、意外や小物入れも充実。

Imgp0245 更に、GWにダイワのフィールドテスターでもある山元氏主催の伊島釣行にてベテラン釣師達が胸に付けていた、例の小さな仕掛け類のホルダー:トーナメントホルダー(釣り研製)も発見。 

Imgp0246 さぁ! これで今週末の大潮に向けて準備万端。 先週の雨と竿先を沈めての釣りですっかり糸の出が悪くなった我がBBXもお風呂でしっかり潮抜きしたし、後は大好きなメジナを待つばかり。 さて、今週末はどこへ行こうかな~ (^0^)/


#26 寄浦はアジ天国!

2006-05-14 05:44:38 | 釣行記

2006年5月13日(大潮、曇りのち雨で北東の風やや強い)

Imgp0213_1 前回、型が出なかった寄浦のメジナ釣り。 これに懲りずに大潮・満潮・満月と、三拍子揃った今日のこの日を逃すまいといつもの弟子と3時に出発。 大多喜街道の釣具屋さんで解けたオキアミ3kgと冷凍の4kgを買ったら、一路寄浦へ~

Imgp0215_1 到着がいつもより早い5時ごろで、丁度満ち潮が引き始めたところ。 餌が効き始めるとまずはベラ。 棚が深いとみて浅く上げると河豚の噛み後! げげっ、外房名物・河豚風呂の来襲か?

Imgp0216 水面下を見ると、二つの塊が行ったり来たり。 方や豆アジ、もう一方は木っ端グレみたいでその後は河豚が出ないでアジが次々と掛かる。 雨が降る前に棚やポイントを色々試し、ようやく手のひらサイズをゲット! これは期待できそう?!

Imgp0218 雨が降り始め弟子の様子が気になるが、今日は真面目に浮き釣りに取り組んでいる様子。  木っ端に苦労しながらも楽しんでいるみたい。 降り始めた雨で、格好が少々怪しいかも~(^_^;)

Imgp0220_1 その後は型が揃い始めそろそろキープサイズをと思っていたら、雨が本降りになって風も強まってしまう。 11時になり干潮も近いので、ひとまず車に退避してサンドイッチとコーヒーで昼を過ごすことに。

でも、雨は全くやむ気配がなく、TVの天気予報は一日雨だと?! 弟子の方は雨具が貧弱なのでコンビニで合羽を調達して満ち始めをじっと待つ(帰りたかったのかな・・・)が、雨は強まる一方。

Imgp0228しかし、今日は満月の大潮、これで引き返すわけには行かない! と言うことで、1時までに釣りを再開。 今度は上下にちゃんとレインウェアを身に着け、気合十分。 午後の満ち潮にあわせて型が23~25cm前後と揃い始め、弟子とキープサイズを確認。 日暮前にはサイズアップを期待していると・・・

Imgp0230 針を飲んでキープしたメジナを一時血抜きしているテトラの窪みから流れる血の匂いに大きな蟹がやって来る。 ”!” バーのみんなのお土産にと、玉網で3匹確保。 地元のおじさんは、ここ寄浦でふかせ釣りをしてるとよくやって来ては「ごめんネー取らしてくれよぉ。味噌汁に入れたら旨いよぉ」と、コマセに寄る蟹を取っているのだ。

Imgp0234 地合でようやく一回り型の良いのが来たが、日が沈むとアジだけ。 それまでに手のひら以上やアジをかなり釣ってキープもしてるし雨も激しくなったので、暗くなる前に撤収をと弟子に声を掛けに行くと、浮き釣りが楽しくなったのか黙々と。 「潮待小屋」の管理人さんことかめやまこさんhttp://diary.jp.aol.com/applet/g6csap/profileと出会った頃は、よく昼寝してたけどネ~ 道具を洗って片付け終わる頃にはもう真っ暗。 対岸のホテル三日月の窓明かりが明るく輝いていた。

Imgp0236 帰宅してから釣果を確認すると、最後に上げた尾長がようやく27cm。 その他のキープは22~25cm。 弟子のキープサイズは22cmの口太を頭に木っ端+αながら、捌いてみると適度な甘みで美味しいこと。 柵を作ってお土産の蟹と一緒に「元気」にも、いつものOWL’Sバーへと持って行った。

Imgp0240 残った一人でどう料理するかと思ったら、かめやまこさんからアジは唐揚げ、との意見があったので翌日の今夜はアジを唐揚げで頂きました。 大きなメジナは刺身で食べたけど、意外や手のひらの口太ほどの甘みがなくてちょっとがっかり。 でも、餌取りとの分離や、山元プロに教わった合わせが形になってきたのか風雨の中まぁまぁの釣果と自己満足~

(大きめのサイズだけ、いつもの定規でチェックです)


#25 房総への復帰(寄浦)

2006-05-07 14:25:01 | 釣行記

2006年5月6日(曇りのち晴れ、西南西の風強い、小潮)

徳島での釣りを満喫して、4日夜に帰宅。 早速、房総各地の天候をチェックすると、どこも予報では強風で荒れ模様。 鴨川・小湊周辺だけは風も2m前後と弱く、釣りになりそうだ。 それに、内房はどこも黒鯛狙いでごった返しているだろうし、メジナ狙いにとっては丁度良い釣り場だし・・・

Imgp0200 朝6時に浜萩へ到着し、誰もいない防波堤を歩いてみると、ビューーッという強い風。 とても2mの風どころではない。 即座にポイント変更を決定して寄浦へ移動。 しかし、いつものマイポイントでは風をまともに受けるので、今までは眺めるだけだった大きなテトラの外突堤へ! ここは高さもあってテトラが大型な為に隙間も大きく、正直なところかなり危険。 ところが、風裏となる先端はすでにエギングの釣師数人が確保しており、ほぼ横から風の当たる外向きで構えることになった。

Imgp0203_1 ここでの風も3~4m前後と強く、インターラインの竿でもかなり厳しい。 フリップを繰り返して何とか糸を送るが、竿は風でしなりアタリは浮きに頼るしかない。 浮きは、山元八郎プロの工房で買ってきた「たなプロ」Bの豆浮きと-Bの大きな水中浮きの組み合わせ。 仕掛けの落ち着きが良いし感度が良好で、竿先が風に曲がり糸が飛ばされる状況でもすぐにアジを釣り上げた。 その後も20cm前後のアジが次々来るものの、鯉のぼりのように風にあおられ手元に来る前に墜落が続出・・・

Imgp0204_1 めげずに続ければ、10時を過ぎた頃、一気に引きこまれた浮きに合わせて上がってきたのは25cmのメジナ! 待望のメジナをやっとの思いでゲット~ この後、強烈な引きに30cmクラスを期待するも、浮いてきたのは白く輝く魚体? 何と大きなメッキアジだった! ところが、風にあおられて口切れで墜落。 トホホ

この後は風が強まる一方で、10cm前後のマメアジばかり。 玉網は飛ばされるし、挙句の果てには撒き餌が半分ほど入ったバッカンまで飛ばされる始末。 恐らく10m近い風になっていたようだ。 夕暮れ時の満ち潮までのつもりであったが、風が収まる気配もなく渋々引き上げを決意。

Imgp0207 帰宅後は、例の釣り弟子と共にアジを刺身で堪能する。 徳島で黒鯛を満喫したので、来週は潮が上がってくるしもう一度メジナ狙いで行かなくては!Imgp0210_2


#24 チヌ:黒鯛釣りに初挑戦!(徳島県、小神子磯)

2006-05-07 13:12:25 | 釣行記

2006年5月3日(晴れ、北西の風やや強い、中潮)

プロ釣師である山元氏より、先の伊島釣行で知り合った岡宮君との黒鯛釣行へお誘い頂き、黒鯛狙いに初挑戦することとなった。 過去記事でも紹介したように館山自衛隊堤防では青物狙いの外道としてカゴ仕掛けで4枚を昨年の秋に、また、鳴門で鯛を狙った時の捨て竿で50cmを上げているが、専門に狙うのは今回が初めて。

※山元氏のコラムにて公開中(http://www.hachiro.jp/cgi-bin/bn/column/295.html

Pht060503084300 朝5時に小松島港の長井渡船さんの船で一文字を経由して、いよいよ地元紙でも名高いウノクソと呼ばれる一級磯へ。 磯は思ったより大きいが足場は狭く、山元氏(左の写真)を中心に左に岡宮君、右に私が位置して実釣開始。 潮が緩く右に流れている磯際を山元氏の指導に従って浮きを流す。 張り出した根の先に海草があって何度か根掛りもするが、20cmほどのアイナメが釣れて撒き餌が効きだしたようだ。 合わせ方を山元氏から教わっている時に静かに浮きが引きこまれていく・・・ 山元氏から声が掛かってから合わせを入れると、頭を振りながら抵抗する元気一杯のチヌが! グレ用の2号竿ながら、軽量な外ガイドの胴調子で十二分にやりとりを楽しめた。 

これがチヌの引きか~と感心していると、今度は山元氏がゲット! 続いて岡宮君の番だと山元氏が話していたら、彼の竿を引きこまれそうな強烈な引き。 ポンピングすることも出来ず、竿を伸された状態で頑張ったが元から切られてしまった。 これは寒鯛(ブダイ)に違いないと山元氏。

Pht0605031923 その後2枚を追加して、岡宮君と位置を交替。 潮が引き始めて流れが変ったのか左手前に浮きが戻されるが、磯際を根掛りしながらも狙っていると浮きが静かに入ってまたも気持ちよい引きのチヌ。

しかし、その後は下がり続ける潮位にあたりはメバルばかり。 最初はリリースしていたが、これもお土産にキープすることに。 そうこうしていたら、山元氏が「やったぞー!」とチヌを片手にクーラーバッカンの下へ。 現れた弱い流れを根気よく狙い、干潮の時刻で食い渋る黒鯛を仕留めた。 流石は「超」一流の釣り名人。 こうした集中力は見習わなくては。 その直後、岡宮君に待望のアタリがあったものの、またしても寒鯛だったらしく、強烈な引きにハリスを切られてしまった。

Pht060503162400 その直後に船が迎えに来て、午後4時で納竿。 港に戻って記念撮影をパチリッ。 山元氏には、お忙しいところを岡宮君と私にご指導いただき感謝感激、その上、お腹がパンパンのメス・オス各一匹と不詳の二匹の計四匹の釣果まで。 残念ながらバラシ2回の岡宮君となんとか夏もやりくりしての再挑戦をと約束し、GW中の徳島での釣りを終えました・・・