ニューヨーク連銀が朝方発表した同地区の１１月の製造業景気指数がマイナス２４．１と、同指数集計開始以来の最低となったことや、シティグループが５万人の人員削減を計画していると発表したことを受けて、リセッション（景気後退）が深刻化するとの懸念が強まりました。週末開かれた緊急首脳会合（金融サミット）の内容が具体策に乏しかったことや日本経済が２四半期連続のマイナス成長となったことも相場の重しとなり売りが先行。
フィラデルフィア地区連銀はこの日発表したエコノミスト調査で米経済は４月にリセッション（景気後退）入りし減速は１４カ月間続く見通しを示したことや、シティの人員削減規模が予想以上だったことから他の金融期間への連鎖や消費への悪影響が懸念され、またディスカウントストア大手のターゲットが発表した業績見通しがアナリスト予想の平均値を２割以上下回ったことで企業業績の下ブレ懸念が強まり、指数は引けにかけて再度下げ幅を拡大して、
ＮＹは －２２３.７３ドル
ＣＭＥ日経２２５先物 －７０円 ８，４２０円
ＮＹ原油先物（１２月限） ５４.９５ドル （－ ２.０９）
ＮＹ金先物 （１２月限） ７４２.００ドル （－ ０.５０）
半導体株指数 １９５.７２ドル （－ ５.６７）
バルチック海運指数 ８５６ドル （＋１５）
為替 ９：００ （対ドル円） ９６．５３円 （対ユーロ円） １２１．９５円
外資系注文状況: 売り２，１７０万株, 買い１，４８０万株,差し引き６９０万株の売り越し
日経 ８，５２２．５８円
始値 －１０６．９８円 ８，４１５．６０円
高値 －８２．１７円 ８，４４０．４１円 １１：００
安値 －２２０．３４円 ８，３０２．２４円 １０：０２
終値 －１９４．１７円 ８，３２８．４１円
欧州、アジア経由の合計９５０億円の売りバスケット（買いバスケットはなし）が上値の重しとなったが、午前１０時ごろに先物市場で大口の買いが観測され、下げ幅を縮小した。下値では公的年金の買いが期待されるとの見方もある。各国の景気刺激策への期待感も根強いが、足元では手掛かり材料に乏しく、先物の動きに揺さぶられやすい。２５日移動平均線に接近しているせいで上値も重い。
公的年金の買いを期待する動きもみられたが、大口の売りバスケットが観測され、相場の上値を抑えた。アジア株安も重しとなった。商いが低調で、売り込む勢いもなければ、上値を追う材料も乏しく、終日８，３００～８，４００円のボックス内での往来を繰り返す展開。原油価格の下落を受け、紙・パ、電力ガス、電鉄などは収益改善を期待した買いから値を上げているが、今晩の１０月米ＰＰＩ（生産者物価指数）などを前に手控えムードが広がった。週内は売るにも買うにも材料が乏しく、パッとしない動きが続きそうである。各国の景気刺激策でもあれば流れも変わってくるだろう。
大証<8697.OJ>がジャスダック買収へ、総額70億円で来年以降に完全子会社化
http://jp.reuters.com/article/stocksNews/idJPnTK019575520081118
４２７２： 日本化薬 ４６０円 ＋４円
抗がん剤を包み直接患部に送るＤＤＳ（薬物送達システム）に使用される、超微小カプセルを量産化する体制を整える。現在、「ＤＤＳミセル」に包んだ２種類の薬剤を臨床試験中で、「１種類は国内で第２相臨床試験、もう１種類は日米で第１相臨床試験を行っている」（広報部）。１３年ごろには発売する計画で、それに合わせ生産体制を構築する。群馬県の高崎工場に、約１０億円をかけて設備投資を行うとしている。
４６８４： オービック １５，６１０円 ＋５２０円
独立系ＳＩ。中堅中小から大企業向けにサポート拡大。持ち分会社に著名会計ソフト『ＯＢＣ』。０８年４―９月期の連結決算は純利益が前年同期比４％減の５６億円。有価証券の評価損を特別損失として計上したことが響いた。会計システムを中心とする統合業務ソフトは好調だったが、グループ会社の業績悪化で営業外収益が減った。売上高は３％増の２３９億円。主力のシステム構築事業の売上高が４％増。営業利益は９％増の７５億円。不採算案件が前年同期比半減。経常利益は微増の９３億円。持ち分法による投資利益が前年同期に比べ半減し、営業外収益が２４％減。グループ会社オービックビジネスコンサルタントの０８年４―９月期の連結決算は、売上高が前年同期比７％減の７６億円、営業利益が３２％減の１７億円。 ０９年３月期の連結決算は、経常利益が前期比８．７％増の１９２億円。ソフトウエアは会計システムを中心に販売・開発が好調。金融機関向け不動産担保評価管理システムも利益底上げに貢献。売上高は５．６％増の５００億円。純利益は２１％増の１２０億円。
【今日の格言】
．。・+゜゜+・。☆ ～『木を見て、森を見ず』～☆。・+゜゜+・。．
個別の銘柄の動きにばかり捉われていると相場全体の流れを見失ってしまうということを戒めています。何事もそうですが、小事にこだわってばかりいると全体を見失ってしまいがちです。
【今日の格言】
。・+゜゜+・。☆ ～『負けることへの恐怖こそが、負けの元凶となるのである』～☆。・+゜゜+・。
『マーケットの魔術師』の著者ジャック・Ｄ・シュワッガーの言葉。損することへの過度の恐怖心から一時的に含み損を抱えることに耐えられないと、結局、大きな損失を背負うことになるか、絶好のトレードチャンスを逃してしまうことになります。成功する投資家は目先の値動きに動揺することなく、長期的には利益を得られるという強い信念を持つ必要があります。
フィラデルフィア地区連銀はこの日発表したエコノミスト調査で米経済は４月にリセッション（景気後退）入りし減速は１４カ月間続く見通しを示したことや、シティの人員削減規模が予想以上だったことから他の金融期間への連鎖や消費への悪影響が懸念され、またディスカウントストア大手のターゲットが発表した業績見通しがアナリスト予想の平均値を２割以上下回ったことで企業業績の下ブレ懸念が強まり、指数は引けにかけて再度下げ幅を拡大して、
ＮＹは －２２３.７３ドル
ＣＭＥ日経２２５先物 －７０円 ８，４２０円
ＮＹ原油先物（１２月限） ５４.９５ドル （－ ２.０９）
ＮＹ金先物 （１２月限） ７４２.００ドル （－ ０.５０）
半導体株指数 １９５.７２ドル （－ ５.６７）
バルチック海運指数 ８５６ドル （＋１５）
為替 ９：００ （対ドル円） ９６．５３円 （対ユーロ円） １２１．９５円
外資系注文状況: 売り２，１７０万株, 買い１，４８０万株,差し引き６９０万株の売り越し
日経 ８，５２２．５８円
始値 －１０６．９８円 ８，４１５．６０円
高値 －８２．１７円 ８，４４０．４１円 １１：００
安値 －２２０．３４円 ８，３０２．２４円 １０：０２
終値 －１９４．１７円 ８，３２８．４１円
欧州、アジア経由の合計９５０億円の売りバスケット（買いバスケットはなし）が上値の重しとなったが、午前１０時ごろに先物市場で大口の買いが観測され、下げ幅を縮小した。下値では公的年金の買いが期待されるとの見方もある。各国の景気刺激策への期待感も根強いが、足元では手掛かり材料に乏しく、先物の動きに揺さぶられやすい。２５日移動平均線に接近しているせいで上値も重い。
公的年金の買いを期待する動きもみられたが、大口の売りバスケットが観測され、相場の上値を抑えた。アジア株安も重しとなった。商いが低調で、売り込む勢いもなければ、上値を追う材料も乏しく、終日８，３００～８，４００円のボックス内での往来を繰り返す展開。原油価格の下落を受け、紙・パ、電力ガス、電鉄などは収益改善を期待した買いから値を上げているが、今晩の１０月米ＰＰＩ（生産者物価指数）などを前に手控えムードが広がった。週内は売るにも買うにも材料が乏しく、パッとしない動きが続きそうである。各国の景気刺激策でもあれば流れも変わってくるだろう。
大証<8697.OJ>がジャスダック買収へ、総額70億円で来年以降に完全子会社化
http://jp.reuters.com/article/stocksNews/idJPnTK019575520081118
４２７２： 日本化薬 ４６０円 ＋４円
抗がん剤を包み直接患部に送るＤＤＳ（薬物送達システム）に使用される、超微小カプセルを量産化する体制を整える。現在、「ＤＤＳミセル」に包んだ２種類の薬剤を臨床試験中で、「１種類は国内で第２相臨床試験、もう１種類は日米で第１相臨床試験を行っている」（広報部）。１３年ごろには発売する計画で、それに合わせ生産体制を構築する。群馬県の高崎工場に、約１０億円をかけて設備投資を行うとしている。
４６８４： オービック １５，６１０円 ＋５２０円
独立系ＳＩ。中堅中小から大企業向けにサポート拡大。持ち分会社に著名会計ソフト『ＯＢＣ』。０８年４―９月期の連結決算は純利益が前年同期比４％減の５６億円。有価証券の評価損を特別損失として計上したことが響いた。会計システムを中心とする統合業務ソフトは好調だったが、グループ会社の業績悪化で営業外収益が減った。売上高は３％増の２３９億円。主力のシステム構築事業の売上高が４％増。営業利益は９％増の７５億円。不採算案件が前年同期比半減。経常利益は微増の９３億円。持ち分法による投資利益が前年同期に比べ半減し、営業外収益が２４％減。グループ会社オービックビジネスコンサルタントの０８年４―９月期の連結決算は、売上高が前年同期比７％減の７６億円、営業利益が３２％減の１７億円。 ０９年３月期の連結決算は、経常利益が前期比８．７％増の１９２億円。ソフトウエアは会計システムを中心に販売・開発が好調。金融機関向け不動産担保評価管理システムも利益底上げに貢献。売上高は５．６％増の５００億円。純利益は２１％増の１２０億円。
【今日の格言】
．。・+゜゜+・。☆ ～『木を見て、森を見ず』～☆。・+゜゜+・。．
個別の銘柄の動きにばかり捉われていると相場全体の流れを見失ってしまうということを戒めています。何事もそうですが、小事にこだわってばかりいると全体を見失ってしまいがちです。
【今日の格言】
。・+゜゜+・。☆ ～『負けることへの恐怖こそが、負けの元凶となるのである』～☆。・+゜゜+・。
『マーケットの魔術師』の著者ジャック・Ｄ・シュワッガーの言葉。損することへの過度の恐怖心から一時的に含み損を抱えることに耐えられないと、結局、大きな損失を背負うことになるか、絶好のトレードチャンスを逃してしまうことになります。成功する投資家は目先の値動きに動揺することなく、長期的には利益を得られるという強い信念を持つ必要があります。
