かぶけんの情報

日々の ・・

11/17(月) 売買値幅 549.16円

2008年11月17日 17時22分57秒 | Weblog
 米商務省が朝方発表した10月の小売売上高は統計開始以来最大の減少率となり、市場の予想以上に個人消費が落ち込んでいることが明らかになった。また、世界最大の携帯電話機メーカーのノキアが世界的な景気悪化を背景に業界全体の今年の携帯電話販売台数予想を下方修正、来年も減速が続くとの見通しを示した。百貨店のJCペニーやノードストローム、カジュアル衣料のアバークロンビー&フィッチなどが発表した決算が軒並み市場予想を下回る失望的内容。
 売り一巡後は押し目買いも見られ、ダウは一時プラス圏に、ナスダック総合指数も下げ幅を縮小し前日終値付近にまで戻す場面もあったが、戻り待ちの売りや週末前の手仕舞い売りで引けにかけて再度下落基調となり、

NYは         -337.94ドル
CME日経225先物   -30円   8,450円
NY原油先物(12月限)  57.04ドル  (- 1.20)
NY金先物 (12月限)  742.50ドル  (+37.50)
半導体株指数        215.15ドル  (+14.36)
バルチック海運指数   841ドル     (+ 3)
為替 9:00  (対ドル円)  96.31円  (対ユーロ円) 120.49円
外資系注文状況: 売り2,930万株, 買い1,750万株,差し引き1,180万株の売り越し

日経                 8,462.39円
 始値    -95.51円   8,366.88円
 高値   +305.59円   8,767.98円  12:52 
 安値   -243.57円   8,218.82円   9:16
 終値    +60.19円   8,522.58円

 14日の米株安や足元の円高に加え、週末の緊急金融サミットで具体策が示されず、寄り前に発表された7~9月期実質GDP(国内総生産)が前期比0.1%減のマイナスとなり、相場の重しとなった。景気後退懸念や先行き不安の高まりから売りが先行したが、商いが低調の中、売り込む勢いには欠け、前場の安値圏で底堅さを確認した後、買い戻しの動きから上昇に転じた。緊急金融サミットへの失望感やGDPはパッとしない印象はあったが、売り込むほどではなく、景気刺激策などサミット後の各国の動きを見極めないと動きづらい。
 円の下落やアジア株の上昇、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)での米株価指数高など外部環境が落ち着き、昼のバスケット取引で買い決め優勢となったほか、公的年金の買いも観測され、先物主導で買いが優勢となった。ただ、上値では戻り売りも警戒され、次第に上げ幅を縮めた。先高感を持ちにくいため買いづらく、利確出来るほど上昇していないから売りにくい、中途半端な位置である。
 今日の日足は「小陽線」、5日・25日移動平均線を下回って引けている(押さえられた?)。---判断は下げトレンド継続中。



◎米自動車業界の救済法案、年内可決は無理=共和党有力議員

http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-34945420081117?feedType=RSS&feedName=businessNews


5631: 日本製鋼所     936円    +50円
 大型鋳鍛鋼で世界有数、電力・プラント向け多い。射出成形機で上位グループ、火砲も生産。同社の08年9月中間期の連結業績では、売上高、利益とも、従来予想を上回り、前年同期比で4.5%営業増益、8.5%経常増益。09年3月期の連結業績も、従来予想を増額修正、売上高2380億円(前期比7.8%増)、営業利益358億円(同10.2%増)、経常利益350億円(同13.4%増)、純利益195億円(同11.5%増)と2ケタ増益の見通し。10年3月期以降も、原子力発電プラントの世界的な建設ラッシュが続くことから、増益基調をたどる公算が大きい。

7011: 三菱重工業     364円    +1円
 総合重機トップ。原動機・原子力・航空宇宙・防衛・産業機械で他を圧倒。08年4―9月期の連結純利益が前年同期比4%増の290億円になった見込みだ。発電用風車などの引き合いが強い原動機部門が好調。為替予約が奏功し営業外収支も大幅に好転。4―9月期の業績予想はこれまで公表していなかった。棚卸し資産の取得価格と時価の低い方を評価額とする低価法を適用した影響で4―6月期に334億円の特別損失を計上、キャタピラージャパン株の売却益約140億円などで補った。売上高は9%増の1兆5,746億円。資源高を追い風に火力発電用ガスタービンや風車で海外受注が好調となった。UBS証券では、7-9月期の売上高が原動機や機械・鉄構事業を中心に前年同期比15%増(4-6月期は同1.8%増)とモメンタムが上がって増収効果が大きかったことや、船舶・海洋事業の船価上昇が寄与したと指摘、円高や資材費の上昇をカバーした好決算だと判断している。決算発表時に今期の営業利益計画を、期初予想の前期比12%減から、一転して増益へ上方修正する可能性があると言及している。投資判断「Buy」目標株価700円を継続している。



                       【今日の格言】
・+゜゜+・。☆ ~『金のなる木は水では生きぬ、汗をやらねば枯れていく』~☆。・+゜゜+・

 相場で大きな利益を上げるためには、額に汗して研究することが一番大切だという意味の格言です。株式投資で成功するには、研究書を買い、時間をかけて読み、資料を集め、分析する必要があります。相場では「棚からぼた餅」を待ってもそう簡単には儲けさせてくれません。


コメントを投稿