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5/12(水) ユーロにらみで方向感乏しい相場展開

2010年05月12日 08時03分47秒 | Weblog
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 NY株式市場は欧州の財政問題 や中国の追加金融引き締め懸念が重しとなり反落。

NY市場                    - 36.88ドル
CME日経225   10,445円       + 45.00円
NY原油先物        76.37ドル    (- 0.43)
NY金先物       1220.30ドル  (+ 19.50)
半導体株指数       364.73ドル    (- 2.75)
バルチック海運指数 3,822ドル     (+115.00)
CRB指数        265.40ポイント (-0.26)
VIX指数          28.32ポイント ( -0.52) 
為替 9:00 (対ドル円)  92.81円(ユーロ円) 117.32円
外資系注文状況: 売り 3,410万株、 買い 2,360万株、 差し引き 150万株の売り越し

日経                10,411.10円
 始値   + 53.93円  10,465.03円
 高値   + 90.62円  10,501.72円  10:13
 安値   - 65.91円  10,345.19円  13:51
 終値   - 17.07円  10,394.03円   小陰線

 円相場はNY時間との比較で下落したため、トヨタ など主力企業の業績を好感した買いが先行。先物への買いも支えになったが、欧州問題や新興国の金融引き締め懸念に様子見ムードも強く、上値は限られた。米国株は年初に13週移動平均線を割り込んだとき、1-2週間はもみ合った。日本株は上値の重さは意識されているが、日本株の戻りの鈍さは仕方ない面もある。前日の米国株は高安まちまちだったが、下値も限定的で、思ったよりも警戒感が薄れているようだ。中国の金融引き締め懸念はあるものの、きょうのところはセンチメントも落ち着いているため、中国市場が大幅安にならなければ、連動性も低いだろう。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、31件で金額は302.67億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買いほぼ均衡。
 ユーロにらみの相場で、方向感は乏しかった。アジア株の軟調推移を反映し、下げに転じたが、円が対ユーロで伸び悩むと、日経平均は下げ渋った。前場堅調で後場に軟調と連日の後味の悪い相場。欧州問題や中国の金融引き締め懸念が重しになっているが、とにかくユーロ相場を気にしすぎた展開だった。ただ、このおかげで日経平均は10,400円を大きく割り込むようなこともなかった。これまでも10,300円台後半まで下落すると下げの速度が遅くなったため、短期的には下値メドとして意識される水準になる。
 市場では「モルガン・スタンレーが米当局から調査を受けているとの報道後に先物の大口売りが相次いで下げ幅が拡大したものの、ディーラーなどの短期筋が中心で売り崩すには至らなかった。下値では国内勢の押し目買いも入っている」(大手証券エクイティ部)との声が出ている。
 

                   【今日の格言】
            ・+゜゜+・。☆ ~『利食い千人力』~☆。・+゜゜+・。.

 株は、買うときと同じように、売るタイミングもむずかしい。これは、利食いは千人の味方を得たのと同じ、という有名な格言である。



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