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8/30(火) 買い先行後は伸び悩む

2011年08月30日 07時48分58秒 | Weblog
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 NY株式市場は、景気の二番底懸念が後退したことなどから大幅続伸。

NY市場                     +254.71ドル
ナスダック                   + 82.26ドル
CME日経225     8,950.00円  + 80.00円
NY原油先物         87.27ドル  (+ 1.90)
NY金先物       1,791.60ドル (- 5.70)
半導体株指数      358.44ドル   (+12.66)
バルチック海運指数 1,541.00ドル  (± 00.00)
CRB指数         337.12ポイント(+ 1.87)
VIX指数           32.28ポイント(- 3.31)
為替 9:00(対ドル円)  76.95円 (ユーロ円) 111.72円
外資系注文状況: 760万株、 買い 540万株、 差し 220万株の売り越し

日経                  8,851.35円
 始値   +107.15円    8,958.50円
 高値   +141.51円    8,992.86円  12:31
 安値   + 84.50円    8,935.85円  14:16
 終値   +102.55円    8,953.90円   

 米国株の大幅上昇や電力使用制限の前倒し解除などを受けて買い先行。主力株に買いが流入し、一時9,000円に迫ったが、戻り売りに上値を抑えられ、高値圏で揉み合いとなった。NYダウはダブル底でチャートは良いが、週内は重要な経済指標が多く発表されるため、このまま上昇基調が継続するか不透明なところもあり、日経平均もきょうの段階では9,000円に迫ると上値の重さも意識されてしまう。瞬間的な大台乗せの可能性も否定はできないが、上昇ピッチの速さも気になり始めると思われ、この水準で揉み合う格好になりそう。なお、午後に民主党の野田佳彦新代表が首相に指名される見通しだが、政治が大々的な材料にはなりづらく、具体的な政策も出ていないため、現時点ではニュートラル。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、25件で金額は267.00億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で小幅買い越し。
 投資家心理の改善で下値の限られた展開が続き、終値で8,900円台を回復した。ただ、心理的フシ目の9,000円に接近したことで上値は重かった。取り立てて新しい材料もなく、買い戻しが中心で商いも伸び悩んでいる状況下では、心理的フシ目を回復するのは難しい。米国の経済指標が弱くても景気刺激策への期待感は膨らむが、投資家を呼び戻すには、やはり強いマクロ指標が必要だ。週末には米8月雇用統計が発表されるうえ、国内では9月2日に組閣との報道もあり、手を出しにくい。
 市場では「直近の下げ局面で信用買い残が増加した銘柄が多く上値は重い。日経平均9000円水準は戻り売りが見込まれ、一段高には手掛かり不足」・「外部環境への過度な懸念は和らいだが、先行きに明るい材料は見当たらない。月末接近でもありポジションは取りにくい。野田新政権の閣僚人事を見極める必要がある」(大手証券)との声が出ている。

                  【今日の格言】
     .。・+゜゜+・。☆ ~『腹立て売り、腹立て買い、
                   決してすべからず』~☆。・+゜゜+・。.

 損をしたことに腹を立てて、取り返そうとしてすぐに仕掛けても、冷静さを欠いた判断では、損の上塗りを招くだけです。
 こんな時は一旦休んで、戦略を練り直して出直すべきです。


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