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12/21(火) 中国のEU支援報道きっかけに買い加速

2010年12月21日 08時33分53秒 | Weblog
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 NY株式市場は薄商いの中、小幅続落

NY市場                    - 13.78ドル
CME日経225    10,305円     + 75.00円
NY原油先物         88.81    (+ 0.79)
NY金先物       1,386.10ドル  (+  6.90)
半導体株指数       410.24ドル  (- 1.20)
バルチック海運指数  1,955ドル    (- 44.00)
CRB指数         324.27ポイント(+ 3.65)
VIX指数          16.41ポイント (+ 0.30)
為替 9:00(対ドル円)  83.79円(ユーロ円) 109.92円
外資系注文状況: 売り 1,840株、 買い 1,110万株、 差し引き 730万株の売り越し

日経                 10,216.41円
 始値   + 55.56円   10,271.97円
 高値   +156.10円   10,372.51円  14:39
 安値   + 49.88円   10,266.29円  10:01
 終値   +154.12円   10,370.53円   小陽線

 朝鮮半島情勢に対する地政学リスクの低下、商品市況の上昇や米国経済回復への期待感などから買い先行。ドル・円の弱含みなどが重しになって、上値は限られた。上海総合指数などアジア株が小高く寄り付いたため、やや上げ基調を強めたが、前場の値幅は28円と小さく、全体的には動意が乏しかった。前日に売っていた欧州系の買い戻しだけで、上値が重いのも仕方ない。手掛かりもなく、市場参加者も少ない。週後半にミシガン大の米12月消費者態度指数など経済指標が発表されるころから、クリスマス休暇明けにかけて上値追いの動きを期待したい。また、年末高となる“掉尾の一振”への期待も強く、過去10年間で、大納会の終値が12月20日の終値(または、その前営業日)を上回ったのは、2000年を除いて9回。平均の上昇率も2%を超えており、年末に向けた動きにも期待感が強い。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、25件で金額は484.06億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買いほぼ均衡。
 「中国がEU(欧州連合)支援を表明」との報道をきっかけに買いが加速。上海総合指数などアジア株高も支援材料になり、一段高となった。ただ、ドル・円の戻りは限定的で、追加の材料にも乏しいことから、買い一巡後は高値圏で膠着した。中国によるEU支援がきっかけになったのは確かだろうが、ユーロの反応も鈍いことから、今晩の欧米株を見極めたいところだ。欧州の問題は反応しやすい材料ではあるが、きょうの動きが見切り発車でないことを祈りたい。きょうは一段高したが、メジャーSQ(特別清算指数)算出日の10日の取引時間中に付けた高値を試すことはできなかった。とはいえ、市場参加者の減少で意外高もしやすい環境。東証が始まってから12月の28-29日というのは上昇率が7割で、年末高への期待感も強い。
 市場では、「中国による欧州政策への支持が伝わったことをきっかけに、前日売っていた短期筋などが一気に買い戻しに動いた。ただ、あくまで買い戻しが主体であり、目先は1万0300円台を維持できるかがポイントとなる」・「欧州財政懸念の後退で、欧州向け輸出比率の高いハイテク株が買われているほか、先物にもまとまった買いが入った。売買高は膨らんでいないが、先高期待が強く売り込みにくい」(準大手証券トレーダー)との声が出ている。
 
                   【今日の格言】
        .。・+゜゜+・。☆ ~『損切りは素早く』~☆。・+゜゜+・。.

 見通しが良くても流れが変化してきたときの損切りでプロとアマの違いがでてくる。売ってから上がるという経験からアマは見切りがなかなか出来ないが、プロはロスカット値を決めて着実に実行する。


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