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6/1(金) 米重要指標発表を控えポジション調整売り

2012年06月01日 07時53分43秒 | Weblog
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 NY市場は、欧州をめぐる根強い懸念や失望を誘う米経済指標の発表で続落。

NY市場                     - 26.41ドル
ナスダック                    -10.02ドル
CME日経225     8,485.00円   - 45.00円
NY原油先物         86.53ドル   (- 1.29)
NY金先物       1,564.20ドル  (+  0.80)
半導体株指数       368.37ドル  (- 3.83)
バルチック海運指数  923.00ドル   (- 27.00)
CRB指数         272.97ポイント (- 2.08)
VIX指数           24.06ポイント (- 0.08)
為替 9:00(対ドル円)  78.54円 (ユーロ円)  97.12円
外資系注文状況: 売り 1,050株、 買い 1,250株、 差し引き 200万株の買い超し

日経                 8,542.73円
 始値   - 77.26円   8,465.47円
 高値   - 55.29円   8,487.44円   9:37
 安値   -120.23円   8,422.50円  14:12
 終値   -102.48円   8,440.25円   短陰線

 米経済指標の悪化と、欧州不安拡大と円高進行を嫌気して、売り先行。売り一巡後は安値圏で停滞した。中国の製造業PMI(購買担当者景気指数)が予想を下回ったため、日経平均はやや下げ幅を拡大。上海総合指数が上昇して取引を開始したため、下げ渋ったものの、戻りは限られた。根強い欧州不安に加え、前日の米経済指標の悪化で頼みの綱であった米景気回復への期待も後退した。積極的に売り込む動きもないが、買い手控えでジリ安商状だ。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、23件で金額は301.40億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で30億円の売り越し。
 米5月雇用統計など重要な経済指標の発表を控えて見送りムードも強く、安値圏で停滞し膠着商状となった。5月雇用統計や、ISM(米サプライマネジメント協会)製造業景況感指数といった重要な経済指標の発表を前に様子見ムードが広がりやすいなか、売りが出たというよりは買いが入らなかった。前引けのTOPIXの下落率が1%を超えなかったので、日銀は動かないとみた筋が仕掛けたとの見方もある。日銀も手の内を読まれないようにするとか、もう少し頭を使った方法があるのではないだろうか?
 市場では「欧州情勢に対する懸念に加え、中国PMIの下振れなど新興国の成長率に対する不安感も高まっており、買いが入りづらい。今晩に米雇用統計の発表を控えていることも見送り要因だ。足元ではECBなど当局の動きが出ておらず、当面は催促的な相場が続く」・「雇用統計やISM製造業景気指数など米重要指標の発表を控えた週末でポジション調整売りが断続的に出ているほか、信用買い残の多い銘柄には追い証(追加担保の差し入れ義務)発生に伴う処分売りも膨らんでいる」(国内証券)との声が出ている。

                    【今日の格言】
      .。・+゜゜+・。☆ ~『上値の三本同時は売り』~☆。・+゜゜+・。.

 相場がかなり上がりつめて上部に来た場合、各節に同じ値段が出れば、いわゆる相場の転換を意味します。このような時は、売りに転じなければなりません。反対に、下値に三本同時の場合は買いです。