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5/31(木) 円高・欧州債務懸念拡大で続落

2012年05月31日 08時12分21秒 | Weblog
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 NY市場は、スペインなど欧州めぐる懸念が拡大し急反落。

NY市場                     -160.83ドル
ナスダック                    -33.63ドル
CME日経225     8,655.00円   -115.00円
NY原油先物         87.82ドル   (- 2.94)
NY金先物       1,548.70ドル  (- 20.20)
半導体株指数       372.20ドル  (- 7.46)
バルチック海運指数  950.00ドル   (- 36.00)
CRB指数         275.05ポイント (- 4.69)
VIX指数           24.14ポイント (+ 3.11)
為替 9:00(対ドル円)  78.97円 (ユーロ円)  97.73円
外資系注文状況: 売り 2,680株、 買い 1,840株、 差し引き 840万株の売り越し

日経                 8,633.19円
 始値   -133.51円   8,499.68円
 高値     終      値
 安値   -178.06円   8,455.13円   9:13
 終値   - 90.46円   8,542.73円   下髭小陽線

 欧米株安や一段のユーロ安進行などが嫌気され売り先行。-2%の大幅安となった。スペイン、イタリアの国債利回りが急上昇し、欧州債務危機をめぐる懸念が高まるなか、対ユーロを中心とした円高進行も嫌気され、リスク回避の動きとなった。円高に対する当局の対応策が出る兆しもなく、キヤノン、ソニーなど為替連動性の高い銘柄が売られ、指数を押し下げている。国内系とみられる押し目買いも入っているが戻りは鈍い。大引けでMSCIのリバランスがあり、400億円程度の売り越しが予想されることも見送り材料になっている
 昼の立ち会い外バスケット取引は、15件で金額は108.20億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で30億円の買い超し。
 先物への断続的な買いを支えに下げ渋った。戻りの勢いは弱かったものの、日銀によるETF(上場投資信託)買い入れ期待も膨らみ、徐々に下げ幅を縮めた。大引け間際に先物に大口の買いが入ると、下げ幅を縮めて今日の高値引けとなった。
 市場では「独英米の債券市場では高値を更新し、CRB指数や原油価格は大幅安。外為市場ではブラジルレアルや南アランド、トルコリラなど欧州銀行のシェアが高い地域の通貨が急落している。グローバルマクロやCTA(商品投資顧問業者)などヘッジファンド運用によるアンワインドがあるのではないか。彼らがさらにポジションを縮小するようなら、日本株の一段安も想定される」・「米景気指標の発表を明日に控え、様子見スタンスを決め込むなか、投資家は為替の動向にナーバスになっている。ユーロ/円が1月16日につけた安値97.04円を割り込むなど一段の円高進行は、嫌気売りにつながる可能性がある」(大手証券)との声も出ている。
 
                    【今日の格言】
        .。・+゜゜+・。☆ ~『売り買いは腹八分』~☆。・+゜゜+・。.

 ここで言う売り買いには、手仕舞いの売り買いと、新たにポジションを建てする時の2種類があります。前者は「頭と尻尾は猫にくれてやれ」と同じ意味で、後者は過剰取引を戒めると同時に資金管理の重要さを伝えています。