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5/7(金) 大幅続落、軟調な揉みあい

2010年05月07日 07時19分01秒 | Weblog
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 NY株式市場は大幅続落。ダウの下げ幅は一時1千ドル近くまで拡大したが、引けにかけて下げ幅を縮小。

NY市場                    -347.80ドル
CME日経225   10,195円       -485.00円
NY原油先物        77.11ドル    (- 2.86)
NY金先物       1197.30ドル  (+ 22.30)
半導体株指数       352.54ドル    (-12.00)
バルチック海運指数 3,468ドル     (+ 89.00)
CRB指数        262.76ポイント (- 5.19)
VIX指数          32.80ポイント (+ 7.89) 
為替 9:00 (対ドル円)  91.37円(ユーロ円) 115.62円
外資系注文状況: 売り 1,680万株、 買い 1,420万株、 差し引き 260万株の売り越し

日経                10,695.69円
 始値   -222.99円  10,472.70円
 高値   -222.92円  10,472.77円   9:02
 安値   -438.37円  10,257.32円   9:32
 終値   -331.10円  10,364.59円   下髭中陰線

 米国市場の大幅安を嫌気し売り先行。東証1部の値下がり銘柄数は1629銘柄(値上がり35銘柄、変わらず12銘柄)と全体の97%に達し、ほぼ全面安となった。一方、朝方に伝わった日銀による2兆円規模の資金供給オペ実施が支えになり、売り一巡後は下げ渋る場面もあった。朝方に伝わった日銀の資金供給オペ実施が相場の支えになっているようだ。投資家も冷静さを取り戻した格好。下値メドは2月下旬から3月にかけてもみ合った10,100円前後とみている。瞬間的に1万円を割り込む可能性はあっても、1ドル=90円台を維持している時点では過度の下値不安もないだろう。米国の暴落が発注ミスなのか、意図的な売りなのか分からないが、あれだけ売り込むような環境ではない。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、14件で金額は141.55億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買いほぼ均衡。
 終値ベースでは3月5日以来の10,400円割れ。一時10,400円台まで値を戻す場面があったが、欧州の財政懸念や米国市場への警戒感が根強く、円が下げ渋ると上値は重くなった。市場は短期的な混乱期にあり、長引くようなら2週間程度は調整局面。早々に10,000円を割り込むとは思えないが、10,000-10,500円のレンジで下値を探る展開は続くだろう。欧州の解決策が示されるまで1カ月程度みておきたい。次回のECB(欧州中銀)理事会で国債買い取りなどが議論されるか、あるいは日本や米国などG20(主要20カ国・地域、財務相・中央銀行総裁会議)を含めた救済も必要になりそうだ。また、英国では一党が過半数を獲得できず、複数の党と連立を組むようになれば、意思決定がしづらくなり、英国財政にも懸念が強まってくる。
 市場では「為替が落ち着いたことで、いったん買い戻されたが、実需筋の動きは鈍く安心できない状況だ。今晩発表の米雇用統計が予想以上の改善を示せば、米利上げ観測が後退しているだけに素直にドル高、株高の反応につながる可能性はある」(大手証券情報担当者)との声が出ている。
 邦銀系の株式トレーダーは、1万0500円を下抜けたことで、「本来なら買い」と話す。そのうえで、日経平均の下げ幅がさらに縮小し、きょうの終値が1万0500円を超えれば、来週以降の反発に期待できるという。逆に1万0500円を超えなければ、警戒感から上値の重い状態が続くとみている。
 

◎4月の米非農業部門雇用者数は+29万人、失業率9.9%=労働省(予想 非農業部門雇用者数 +19.0万人 失業率 9.7%)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT865145820100507

◎ 日銀が7日朝方の資金調節で、2009年12月2日以来、約5カ月ぶりとなる即日の「資金供給オペ」を実施した。供給額は2兆円で、決済日は5月10日。市場では、2兆円の資金供給に対して、株式市場の下落を受けて市場に安心感を出すために行ったものとの見方をしている。
http://www.boj.or.jp/type/release/teiki/tenbo/gor1004b.pdf


                    【今日の格言】
    .。・+゜゜+・。☆ ~『下手なナンピン大怪我のもと』~☆。・+゜゜+・。.

 ナンピンは、善か悪かという議論が先にたちますが、
昔から相場師の間でも、このナンピンに関しては禁止派と推奨派に分かれていたようです。ナンピンはトレンドに逆らう行為ですから、非常に危険です。しかし、リスク管理がきちんと出来る人であれば、ナンピンにも有効性が認められます。ただ、個人投資家はリスク管理が甘いことが多く、破綻するまでナンピンしてしまうので、現在は禁止派の方がマジョリティーを得ているようです。


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