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5/6(木) 大幅安、連休中で買い手不在の中売り一色

2010年05月06日 08時15分53秒 | Weblog
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 連休中、NY株式市場は欧州の信用不安拡大と世界景気の先行き懸念で続落。

NY市場                    - 58.65ドル
CME日経225   10,670円       -380.00円
NY原油先物        79.97ドル    (- 2.77)
NY金先物       1175.00ドル  (+  5.80)
半導体株指数       364.54ドル    (- 3.94)
バルチック海運指数 3,379ドル     (+ 27.00)
CRB指数        267.95ポイント (- 3.65)
VIX指数          24.91ポイント (+ 1.07) 
為替 9:00 (対ドル円)  93.88円(ユーロ円) 120.33円
外資系注文状況: 売り 3,250万株、 買い 1,480万株、 差し引き 1,770万株の売り越し

日経                111,057.40円
 始値   -209.50円  10,847.90円
 高値     始   値
 安値   -374.79円  10,682.61円  14:33
 終値   -361.71円  10,695.69円   中陰線

 連休中にEUとIMFはギリシャへの資金支援策で基本合意したものの、信用不安に対する懸念は依然燻っており、先行き不透明感が強まり売り先行。取引時間中には358.19円安と今年最大の下げ幅を記録し、3月12日以来、約2カ月ぶりに10,700円を割り込む場面があった。一巡後は下げ止まったが戻りは鈍く、安値圏での停滞商状。連休中の環境悪化を織り込む格好で売りに勢いがついたが、シカゴ先物清算値・円建ての10,660円を意識する可能性もあっただけに、この程度の下げは想定の範囲内。下値では押し目買いも観測され、業績への期待は根強い。これまでも下落の局面では終値で10,900円台を維持しただけに、戻りを期待したいところ。ただ、明晩には米雇用統計が発表されるため、積極的には買いを入れづらく、上値は重そうだ。10,700円台を維持しているが、ここを割り込むと3月5日と8日にあけた『マド埋め』も意識される
 昼の立ち会い外バスケット取引は、27件で金額は298.55億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で買い優勢。
 下げ幅は今年最大となり、終値ベースでは3月11日以来、約2カ月ぶりに10,700円を割り込んだ。後場寄り直後にはやや下げ渋る場面があったものの、円の高止まりに戻りは鈍く、次第に軟化。「欧州時間が迫って警戒感を強めた」との指摘もあって一段安となった。1-2月の調整と同様の流れを形成するなら、10,550円-10,600円程度まで調整することになる。目先的にはギリシャの財政赤字削減策が可決できるか否かが焦点となるだろう。一方、欧州のソブリンリスク警戒で大きく下落したが、実際にはまだ何も起こっていない。株価は米国を中心とした景気回復が前提条件であり、あす発表の米雇用統計が内容次第で支えになる可能性は高いだろう。
 市場では「海外市場の下落を受けての寄り付きの売りは一巡したが、東京市場は実質、まだ連休中。下値での買い手が不在だ。戻りが鈍ければ、午後に売り直しとなる可能性もある」(みずほ証券エクイティ調査部・シニアテクニカルアナリストの三浦豊氏)との声が出ている。
 
◎米新規失業保険申請件数は44.4万件、前週は45.1万件=労働省(予想 44.0万件)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT864889820100506

◎第1四半期の米非農業部門労働生産性速報値は+3.6%=労働省(予想 2.6%)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT864890020100506

                    【今日の格言】
           .。・+゜゜+・。☆ ~『休むも相場』~☆。・+゜゜+・。.

 株式投資は景気の動向を見極めて、買う時は買い、売る時は売るというスタンスが基本で、景気の見通しが分からない時は休むのも大事な投資態度です。短期売買が中心のネット取引きでは、大勢観は無関係のように思われがちですが、時には休んで深呼吸して相場の方向性を掴むことが大切です。


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