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5/21(金) CME・上海が上昇しても軟調で下げ止まり感出ず

2010年05月21日 06時57分49秒 | Weblog
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 NY株式市場は世界経済の先行き懸念や金融規制強化の動きが引き続き相場の重しとなり、リスク回避の動きが加速し急落。

NY市場                    -376.36ドル
CME日経225    9,735円       -305.00円
NY原油先物        68.01ドル    (- 1.86)
NY金先物       1,188.60ドル  (- 4.50)
半導体株指数       340.60ドル    (-10.24)
バルチック海運指数 3,803ドル     (- 29.00)
CRB指数        250.07ポイント (- 2.57)
VIX指数          45.79ポイント (+10.47) 
為替 9:00 (対ドル円)  89.86円(ユーロ円) 112.70円
外資系注文状況: 売り 1,440万株、 買い 1,020万株、 差し引き 420万株の売り越し

日経                10,930.31円
 始値   -206.47円   9,823.84円
 高値   -200.95円   9,829.36円   9:04
 安値   -333.68円   9,696.63円   9:50
 終値   -245.77円   9,784.54円   下髭短陰線

 米国株安と、足元の円高を嫌気し、ほぼ全面安となった。先物への売りも継続し、下値を模索。円の伸び悩みに下げ足を緩めたが、戻りは限られた。好まざる円高。円が買われる理由などどこにもないが、ユーロへの不安感が払拭されない限りは、この基調も変わらないだろう。今はテクニカルを見て下値を探ろうという状況ではない。支えにとして期待されていた好調な企業決算も、現状の円相場では下ブレの懸念が強まってくる。きょうは日銀の金融政策決定会合の結果が公表される。円高対策が出てくるようなら流れも変化してくるかもしれない。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、28件で金額は305.55億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で、やや買い優勢。
 ユーロの下げ渋りに日経平均も一時は下げ止まったかにみえたが、先物への断続的な売りに押され、安値圏へ押し返された。日銀金融政策決定会合で、政策金利の現状維持が決まったが、市場の反応は限定的だった。円相場に落ち着きがみられても、ユーロへの警戒感は強く、いったん引っ込んだ買いが入りにくくなった。一方、ユーロ安の影響が大きいとされるソニー がフシ目ということもあって下げ止まっている。さすがに売られ過ぎとの意識が強まっているようだ。ユーロへの警戒で先んじて下げてきた銘柄としては任天堂や精密機器株などがあるが、相場が底を打つには、こうした銘柄への動きが他業種へ広がるか否かに掛かっている。
 市場では「米株など海外市場が反発に転じるのをみてからでないと買えない。ユーロは一時、1ユーロ114円まで戻ったが、海外時間でまたユーロ安に振れるという警戒感もあり、総模様ながめの状況となっている」・「金融規制を警戒したリスク資産外しの動きが継続しているほか、株価急落に伴う信用取引の追い証(追加委託保証金の差し入れ要求)発生をにらんだ手じまい売りなどで戻りが鈍い」(準大手証券トレーダー)との声が出ている。

                   【今日の格言】
     .。・+゜゜+・。☆ ~『最初の追い証の時に売れ』~☆。・+゜゜+・。.

 信用取引で、思惑とは反対に相場が下がり、損をしているのに、急落、暴落場面に出会うと、投資家の心理は、不安感で揺れ動く。どう対処すべきか。投げるべきか、戻りを待つか。追い証を出すよう、証券会社から連絡がきても、考えるのはそのことばかりで、資金を考えると悩みは深まる。心理的にも追い込まれる。格言では、投げのタイミングとして、最初の追い証が撤退の時と警告している。


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