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5/24(月) 上値重く値がさ株がさえない 

2010年05月24日 08時17分01秒 | Weblog
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 NY株式市場は、欧州問題に対する懸念の後退や金融株の上昇で4日ぶりに反発。

NY市場                    +125.38ドル
CME日経225    9,735円       +110.00円
NY原油先物        70.04ドル    (+ 2.03)
NY金先物       1,176.10ドル  (-12.50)
半導体株指数       349.11ドル    (+ 8.51)
バルチック海運指数 3,844ドル     (+ 41.00)
CRB指数        251.42ポイント (+ 1.35)
VIX指数          40.10ポイント (-5.69) 
為替 9:00 (対ドル円)  90.17円(ユーロ円) 112.83円
外資系注文状況: 売り 1,890万株、 買い 2,010万株、 差し引き 120万株の売り越し

日経                 9,784.54円
 始値   - 29.55円   9,754.99円
 高値   +  8.92円   9,793.46円  13:31
 安値   - 91.47円   9,693.07円  10:10
 終値   - 26.14円   9,758.40円   ほぼクロス

 円のジリ高に加え、米系ファンドによる大口売りも観測され売り先行。日経平均は午前10時過ぎに取引時間中の年初来安値を9,693.07円に切り下げたが、上海総合指数が小高く寄り付くと下げ渋った。景気回復を期待できる強い材料が出るか、円相場の落ち着きなどが必要で、日本株が自律的に戻りを試すのは困難。相場を支える海外勢もヘッジファンドの規制により日本株のリスクポジションを外す動きが続いている。午後からは海外市場をにらんだ展開になると予想される。一方、これまで欧州時間が接近すると警戒感が強まったが、足元ではそれほどでもない。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、17件で金額は207.63億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で、小幅に買い優勢。
 アジア株高を反映して上げに転じる場面があったものの、ユーロ安への警戒感が根強いことから買いは続かず、戻りの鈍さも意識されてマイナス圏に押し返された。下値では個人投資家の押し目買いが期待され、底堅く推移するとみるが、ユーロの影響が強い企業を中心に様子見気分が強い相場は続くだろう。また、買い上がるにも海外勢の動きが読みにくい。一方、有事や世界情勢が不安定なときに上昇しやすい金が、最近は価格を落とし始めており、潮目も変わりつつあるようでもある。リーマン・ショック以降にユーロへシフトした資金が、今回の欧州財政懸念でドルを見直す動きもみられる。
 市場では「ユーロ/円が1ドル112円台とユーロ安基調が変わらずで、今晩の欧米株式市場を見極めたいという姿勢が強いようだ。ただ、先物で売り仕掛けている様子もなく、下値は限定的」・「テクニカル的には売られ過ぎを示す指標も出てきており、為替が落ち着けば反発局面だが、為替がなかなか安定せず、押し目買いも鈍い」との声が出ている。
 
◎4月の米中古住宅販売は前月比+7.6%=全米リアルター協会
(予想 565万件 前月比 5.6%)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT869792920100524

◎4月シカゴ連銀全米活動指数は+0.29に改善、06年12月以来の高水準
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT869800920100524

                   【今日の格言】
       .。・+゜゜+・。☆ ~『市場第一、銘柄第二』~☆。・+゜゜+・。.

 これはウォール街の格言です。株式投資を考える上で大事なことは、まず市場、その次が個別銘柄、という意味です。株式投資では、まず相場の状況を把握し、上昇相場の初期なら買い向かい、下落相場の初期なら売り向かうことが基本になります。その上で、どんな銘柄を選べばよいかを考えます。相場の状況を無視して個別銘柄の発掘にだけ力を注いでも、よい投資結果は得られません。


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