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9/11(金) 円高を嫌気し軟調な引け

2009年09月11日 08時23分29秒 | Weblog
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 NY株式市場は雇用情勢の改善期待や長期金利の低下などが好感して年初来高値を更新。

NY市場                    + 80.26ドル
CME日経225   10,475円      + 65.00円
NY原油先物        71.94ドル   (+ 0.63)
NY金先物        996.80ドル   (- 0.30)
半導体株指数       325.82ドル  (+ 5.69)
バルチック海運指数 2,492ドル    (+  1.00)
CRB指数         255.18ポイント(+ 1.96)
VIX指数           23.55ポイント(- 0.77) 
為替 9:00 (対ドル円)  91.73円  (対ユーロ円) 133.69円
外資系注文状況: 売り2,570株、 買い2,510万株、 差し引き60万株の売り越し

日経               10513.67円
 始値   +  5.66円  10,519.33円
 高値   +  8.56円  10,522.23円  10:10
 安値   -105.70円  10,407.97円  13:51
 終値   - 69.34円  10,444.33円   下髭小陰線

 米国市場が続伸するなか買い先行。円高や、4-6月期の国内GDPが下方修正されたことを嫌気した売りが広がった。輸出関連株の一角を中心に下げ幅を縮めたものの戻りは鈍かった。株価指数先物・オプション9月物のSQ(特別清算指数)は10,541.92円。SQ値をクリアできないようだと今後の上値は重い。寄り付き前の国内GDPが速報値よりも下方修正された点が響いたようだ。日経平均は9月4日と8月21日に10,140円に接近して切り返していることから、目先的にはこの水準が下値メドとして意識されるが、上値はSQ値か、あるいはフシ目の10,500円。できれば後場からSQ値を上回ってほしいところだが、国内では材料がないため、中国株に期待するしかない。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、30件で金額は148.59億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買いほぼ均衡。
 円相場が1ドル=91円台前半まで上昇すると、日経平均も下げ幅を拡大した。SQ通過で一服感があり、円高が意識されて下押した。現状では、対主要通貨でドル売りが中心になっており、中国の経済指標もドルを支えるような内容ではなかった。民主党の一部からは円高を容認するような発言もあり、ドルを買うのは日本の輸出企業くらい。すでにフシ目とされる91円台後半を割り込んでいることから、今後は90円割れ、あるいは88円台を付けに行く可能性も。当面はSQ値が上値メドとして意識されるが、8月と同様に1-2週間程度で落ち着きを取り戻すだろう。
 市場では「ハイテク株などは、米国企業の業績予想の上方修正を受けて中間決算への期待感も出ている。悪い材料は多くはないが、円高/ドル安に歯止めがかからないとの警戒感から、国内投資家を中心に様子見姿勢が強い」・「週末ではあるが、ドルの先安観が根強く新規の売りポジション構築の動きが出ている。一方で25日移動平均線が支持線として意識され、短期的には売り崩しにくい」・「きのうの上昇はコールの売り方による踏み上げ相場で、きょうはその反動」(準大手証券トレーダー)との声が出ている。

 「テーマ不足に陥った市場が、今週はドル売り一辺倒でオプションやオプションのバリアーを付けにいく動きが続いている。すでに1.46ドルに達したユーロ・ドルをはじめ豪ドル・ドルなどは一通り目先のストップ注文をつけたとみられるが、ドル・円の下げのクライマックスはこれから。91円ちょうどやそれ以下の水準にはかなりのストップロス注文やバリアーがあるとされ、91円を割り込んでさらに下押す可能性が高い。91円より下のオプションやストップロス注文をあらかた巻き込んだら、ドル・円の下落局面はひとまず終わり、また93円台を目指して上昇する」



                   【今日の格言】
       .。・+゜゜+・。☆ ~『上げるにつれ、
                 買い玉、細くすべし』~☆。・+゜゜+・。.

 今あるポジションを更に買い増して行くのはピラミッティングと呼ばれる手法です。増し玉をする時に上がるにつれ買い玉を太くしていくと、利益は最初に買った僅かな株によって支えられているので、非常に不安定になり、意に反して相場が下がると直ぐに利益が飛んでしまいます。一方、上がるにつれて買い玉を細くして行けば、多少値下がりしても利益を飛ばすことはありません。ただ、最初に多くのポジションを作る勇気を持つのは、かなり難しいでしょう。




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