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11/4(火) なぜか強い!

2008年11月04日 21時20分30秒 | Weblog
 前週末のNY株式市場は銀行間貸出金利の低下を手がかりに上昇。銀行間貸出金利の指標となっている3ヵ月物ドル建てロンドン銀行間取引金利(LIBOR)が9月中旬以来の水準に低下したことで信用市場の混乱が改善に向かっている。
 ISM(米供給管理協会)が発表した10月の製造業景気指数が38.9と、金融危機の影響で1982年9月以来26年ぶりの低水準に悪化。雇用指数指数も新規受注指数も大幅に悪化した。また、自動車各社が発表した10月の新車販売台数は、景気後退と自動車ローン審査の厳格化の影響により前年同月比で軒並み減少。ISM製造業景気指数や自動車販売が予想以上に悪化したにも関わらず反応は限定的で、大統領選挙を控えていることから様子見ムードが強く薄商いとなっった。
NYは-5.18ドル
CME日経225先物  +630円  9,080円
NY原油先物(12月限)  63.91ドル (- 3.90)
NY金先物 (12月限) 726.80ドル (+ 8.60)
半導体株指数        237.10ドル (- 2.37)
バルチック海運指数    827ドル    (-24)
為替    (対ドル円)  99.05円  (対ユーロ円) 124.87円
外資系注文状況: 売り3,900万株.買い2,890万株,差し引き1,010万株の売り越し
日経              8,576.98円
 始値  +125.79円   8,702.77円
 高値  +565.31円   9,142.29円  14:57
 安値  始値
 終値  +537.62円   9,114.60円

 足元の円下落や、3連休前の大幅な下げの反動もあって買い戻しが先行。先物市場に断続的な買いも入って、上げ幅を431円に拡大した。ただ、心理的フシ目の9,000円を回復すると利益確定売りに押され伸び悩んだ。楽観視はできないが、市場心理は良くなってきている。米大統領選を控え、午後も上値の重い展開が続きそうだが、9,000円を抜けてくると先高感も強まりそうだ。
 今晩に米大統領選を控える中、円相場が1ドル=98円台半ばで落ち着いたこともあって9,000円台手前でもみ合っていたが、香港ハンセン指数やGLOBEX(シカゴ先物取引システム)の米株価指数先物が上昇に転じたことで、先物に断続的に買いが入ると、「インデックス買いを先回りした動き」(大手証券)もあって上げ幅を565円に拡大した。前週までみられた大口の売りも少なくなったが、依然として底入れとはいえない状況。目先、米大統領選は織り込み済みだが、仮にマケイン氏が当選するとリスク要因になる


2503: キリンHD     1,125円      +58円
 傘下にキリンビール、キリンビバレッジなど。08年4月に協和発酵を子会社化するなどM&Aを積極化。08年6月中間決算は、連結経常利益が476億円と前年同期比4%増。協和発酵の買収効果で医薬事業の利益が膨らんだ。ビール事業は値上げで販売が減少、原料高も響いたが、販売促進費用の削減で前年同期並みの利益を確保。競争が激しい飲料事業や昨年買収した豪ナショナルフーズは苦戦。売上高は25%増の1兆478億円、営業利益は11%増えて475億円。純利益は4.8倍の811億円。協和発酵の新規連結に伴い、現金収入を伴わない会計上の利益である「持ち分変動利益」を726億円、特別利益に計上した。又、09年12月期を最終年度とする中期経営計画の目標数値を引き上げている。連結売上高を当初の2兆1,500億円から2兆5千億円、1500億円以上としていた営業利益を1,750億円に改めた。協和発酵やナショナルフーズ(オーストラリア)の買収により目標を前倒しで達成するため上方修正した。


4684: オービック      12,280円        +310円
 独立系SI。中堅中小から大企業向けにサポート拡大。持ち分会社に著名会計ソフト『OBC』。同社の2008年4―9月期の連結決算は純利益が前年同期比4%減の56億円。有価証券の評価損を特別損失として計上したことが響いた。会計システムを中心とする統合業務ソフトは好調だったが、グループ会社の業績悪化で営業外収益が減った。売上高は3%増の239億円。主力のシステム構築事業の売上高が4%増。営業利益は9%増の75億円。不採算案件が前年同期比半減。経常利益は微増の93億円。持ち分法による投資利益が前年同期に比べ半減し、営業外収益が24%減。グループ会社オービックビジネスコンサルタントの08年4―9月期の連結決算は、売上高が前年同期比7%減の76億円、営業利益が32%減の17億円。 2009年3月期の連結決算は、経常利益が前期比8.7%増の192億円。ソフトウエアは会計システムを中心に販売・開発が好調。金融機関向け不動産担保評価管理システムも利益底上げに貢献。売上高は5.6%増の500億円。純利益は21%増の120億円。


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