かぶけんの情報

日々の ・・

6/9(水) 安値揉み合い 一時年初来安値更新

2010年06月09日 07時43分13秒 | Weblog
    ☆.。.:*・.。.:☆.。.:*・.。.:☆.。.:*・.。.:☆.。.:*・.。.:☆.。.:*・.。.:☆
 NY株式市場は、値ごろ感からの買いで素材株を中心に反発。

NY市場                    +123.49ドル
CME日経225    9,510円       - 20.00円
NY原油先物        71.99ドル    (+ 0.55)
NY金先物       1,245.60ドル  (+ 4.80)
半導体株指数       334.58ドル    (- 1.26)
バルチック海運指数 3,579ドル     (-154.00)
CRB指数        245.08ポイント (+ 1.10)
VIX指数          33.70ポイント (- 2.87)   
為替 9:00 (対ドル円)  91.34円(ユーロ円) 109.24円
外資系注文状況: 売り 1,510株、 買い 1,180万株、 差し引き 330万株の売り越し

日経                 9,537.94円
 始値   - 62.37円   9,475.57円
 高値   - 50.03円   9,487.91円  10:39
 安値   -159.71円   9,378.23円  13:47
 終値   - 98.81円   9,439.13円   下髭短陰線

 米株高に反応はなく売り先行。年初来安値圏で揉み合いとなり、一時9,400円を割り込み、5月27日に付けた取引時間中の年初来安値9,395.29円に急接近する場面もあった。円が伸び悩むと日経平均は下げ渋ったが戻りは鈍かった。商いは細り、目立った売りはないが、買い手控えの格好。欧州の問題も懸念が残り、年初来安値の更新は時間の問題だろう。また、下回ったとして、この水準を下値のターゲットとして、買いを入れやすいかと言われると疑問。前日まで公的年金と思われる買いが支えになっていたが、きょうはあまりみられていないため、こうした筋も下値を切り下げている可能性がある。日経平均は9,000円を見に行く流れ。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、市場観測より少なめの21件で金額は164.44億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で、小幅買い優勢。
 円の高止まりを嫌気した売りに一段安となったが、引けにかけて先物への断続的な買いが観測されると、日経平均も下げ幅を縮小した。取引時間中には下げ幅を160円近くに拡大し、9,378.23円まで下落したが、追随するような売りはみられなかった。。SQ(特別清算指数)算出を前に裁定解消売りなどもあるようだが、基本的には買い手控えムードのなかで先物へのまとまった売りに押された格好だ。円高も要因にある。ここまでの急落は前週末発表の米5月雇用統計や、ハンガリーを発端とした欧州財政懸念の再燃だが、どちらも市場は消化しつつある。雇用統計は労働時間や賃金などをみればあまり悪くないというのが現状のコンセンサスだ。ハンガリーが破綻することも現実的には考えにくい。さらに外部環境が悪化すれば話は別だが、日経平均はこの辺りで底打ち感が出てくるのではないか。
 市場では「SQ絡みのテクニカルな動きだろうが、底が抜けた感じだ。2009年11月初めの9000円のスタートラインに戻るのか、あるいは更に下に行くのか、信用問題など海外の悪材料が次々と表面化するなかでは先が見えない」・「大口の売りが一回出たが、単発で終わっている印象。売り方のエネルギーも限定的ではないか」・「先物売りから裁定解消売りを伴って下げ幅が拡大した。5月27日の安値(9395円29銭)を下回ったことで下値不安が強くなっている。東証1部のPBR1倍割れが接近し、押し目買いも入っているが、買いの規模は大きくない」(準大手証券)との声が出ている。
 
◎4月の米卸売在庫は+0.4%、卸売売上高は+0.7%=商務省(予想 +0.5%)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT871180320100609

                   【今日の格言】
    .。・+゜゜+・。☆ ~『思い入れ違いの節は早速仕舞い、                            四五十日休むべし』~☆。・+゜゜+・。.

 これは「宗久翁秘録」に記されている言葉です。予想が外れた時には、すぐに反対売買して手仕舞い、40~50日ほど休むべきだという意味です。ただし、休むとは言っても、完全に相場から離れてしまうのではなく、客観的な立場から相場を観察し、景気や需給や人気などを研究し続け、次の投資に生かすことが大切です。


コメントを投稿