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日々の ・・

7/11(水) 引け間際に下げ幅縮小

2012年07月11日 07時35分31秒 | Weblog
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 NY市場は、世界景気減速による米企業利益への影響懸念で4日続落。

NY市場                     - 83.17ドル
ナスダック                    - 29.44ドル
CME日経225     8,860.00円   ± 00.00円
NY原油先物         83.91ドル   (- 2.08)
NY金先物       1,579.80ドル (-  9.30)
半導体株指数       363.01ドル  (- 8.46)
バルチック海運指数 1,160.00ドル  (-  2.00)
CRB指数         288.65ポイント (- 4.06)
VIX指数           18.72ポイント (+ 0.74)
為替 9:00(対ドル円)  79.35 (ユーロ円)  97.26円
外資系注文状況: 売り 1,100万株、 買い 1,060株、 差し引き 40万株の小幅売り越し

日経                 8,857.73円
 始値   - 38.69円   8,819.04円
 高値   終        値
 安値   - 60.00円   8,797.73円   9:42
 終値   -  6.73円   8,851.00円   短陽線

 米国株安を受けて売り先行。ユーロ・円が下げ幅を拡大する場面で、一時的に8,800円を割り込んだ。一方、ここ最近の下げを背景に押し目買いや買い戻しが入った。ユーロだけでなく、ドルに対しても為替が円高に推移してきている。米企業収益にも悪い数字が目立つなど、米経済に対する懸念が高まっており、リスクを取るマーケットではなくなってきている。明日の日銀の金融政策決定会合では何も出てこないというのが市場の見方で、そのために売られやすい相場になっている。ただETFなどの資産買い入れ枠の積み増し等に期待する声は依然多い。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、17件で金額は83.80億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買い均衡。
 手掛かり材料難のなか、為替をにらみながら方向感の定まらない展開が続いた。ユーロ・円の上値が重くなり、上海総合指数が下げに転じたため、安値圏で膠着感を強めたが、先物に断続的な買いが入り下げ幅を縮小した。あすの日銀金融政策決定会合で変更なしならば、為替市場で仕掛け的な動きが警戒される。商いが薄く、円高が進行すれば、日経平均も25日移動平均線を下回る可能性が高い。ここを割り込むと6月上旬からの上昇トレンドが崩れ、調整が長引くことになりそうだ。今晩の米国市場でFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨が発表されるため、追加金融緩和に向けてどういった議論がなされたのかが注目だ。連日安の反動もあるため、緩和期待が膨らめば買い戻しは入りやすい。
 市場では「あすの日銀の決定会合では、デフレ脱却に向け、何らかの政策への期待が市場にはあるものの、政策金利は据え置きという見方が多い。動きがとれない展開」・「世界景気の減速が意識され上値が重い。13日発表の4―6月期中国GDPが低調とみられるほか、これから本格化する米企業決算も厳しいとの見方が多く小口の処分売りが出ている」(大手証券)との声が出ている。
 
                   【今日の格言】
    .。・+゜゜+・。☆ ~『買い米を一度に買うは無分別、
              二度に買うべし、三度に買うべし』~☆。・+゜゜+・。.

 相場を仕掛ける時、一度に資金を全投入するのは賢明とは言えません。あくまでもリスクは分散するのが基本。少しずつ何回かに分けて仕掛けることです。