かぶけんの情報

日々の ・・

12/30(木) 大納会 円高を背景に売り仕掛け

2010年12月30日 08時26分21秒 | Weblog
  ☆.。.:*・.。.:☆.。.:*・.。.:☆.。.:*・.。.:☆.。.:*・.。.:☆.。.:*・.。.:☆
 NY株式市場は、景気回復期待やQE3(量的緩和第3弾)観測を背景にした根強い先高期待。

NY市場                    +  9.84ドル
CME日経225    10,345円     - 15.00円
NY原油先物         91.12    (- 0.37)
NY金先物       1,413.50ドル (+   7.90)
半導体株指数       411.20ドル  (- 0.54)
バルチック海運指数  1,773ドル    (- 22.00)
CRB指数         330.71ポイント(- 0.72)
VIX指数          17.28ポイント (- 0.24)
為替 9:00(対ドル円)  81.64円(ユーロ円) 107.98円
外資系注文状況: 売り 1,060万株、 買い 1,310万株、 差し引き250万株の買い越し

日経                 10,344.54円
 始値   - 41.41円   10,303.13円
 高値   - 29.07円   10,315.47円   9:05
 安値   -134.61円   10,209.93円  10:57
 終値   -115.62円   10,228.92円   小陰線

 81円台半ばまで円高が進んだドル円の動きを嫌気して、輸出関連銘柄を中心に売り先行。年末で市場参加者が少ないなか、先物への断続的な売りに押されて下値を模索した。TOPIXも下げ足を速め、取引時間中としては6営業日ぶりに900ポイント(SQ値897.59Point)を割り込んだ。円の上昇を嫌気したが、上昇するような特別な要因は見当たらない。日経平均が下げ幅を広げる場面では、先物に売りが観測されたが、規模は200枚程度と小口。市場参加者が少ないなか、過剰に反応したようだ。為替、株式とも年末特有の動きといえる。来年の相場を動かすのは中国ではなく、米国の景気回復。QE3が必要か否かが焦点。例えば来週末発表の米12月雇用統計で米雇用情勢の改善が見て取れればQE3の可能性も後退し、円安進行で強気の相場になる。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、7件で金額は65.83億円、全体的に少なく、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で小幅売り超し。
 年内最終売買日で見送りムードが強く、安値圏で膠着した。年明け以降の先高期待から下げ渋る場面もあったが、引けにかけて手仕舞いが加速し、安値圏に押し返された。市場参加者の減少で、売り玉も少ない。東京市場は休場が2日間しかないが、とりあえずの手仕舞いが年末のセオリー。ただ、個別では日立 が高値を更新するなど地合いは良好。良い銘柄を選別する相場になっている。薄商いのなか、先物の売りに押されたが、円高も相場の重しになった。為替の動きは年明け以降をみてみないと分かりにくい。ヘッジファンドも本格始動するうえ、国内企業が3月末に向けてどう動くのかも注目だ。
 株式トレーダーによると、「きょうはヘッジファンドによる100億円規模の金融株の利益確定売りがみられたほか、円高を背景にディーラー筋による売り仕掛けも観測された。足元の円高は本物なのかどうか見極めにくい。年明けの取引開始待ち。」と指摘している。
 

                   【今日の格言】
    .。・+゜゜+・。☆ ~『利乗せは最後にやられる』~☆。・+゜゜+・。.

 株価の上昇に伴って買い増し手法(利乗せ)は天井近くを買う欠点があり、急な暴落に遭遇すると大損をすることになる。ゆえに利乗せは株数を減らせ。


コメントを投稿