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12/29(水) 堅調な中国株やユーロ/円の回復が支え

2010年12月29日 10時03分01秒 | Weblog
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 NY株式市場は、エネルギー株を主体に上昇。

NY市場                    + 20.51ドル
CME日経225    10,310円     - 10.00円
NY原油先物         91.49    (+ 0.49)
NY金先物       1,405.60ドル (+  22.70)
半導体株指数       410.66ドル  (- 1.61)
バルチック海運指数  1,886ドル    (+ 91.00)
CRB指数         331.43ポイント(+ 2.32)
VIX指数          17.52ポイント (- 0.15)
為替 9:00(対ドル円)  82.37円(ユーロ円) 107.81円
外資系注文状況: 売り 530株、 買い 710万株、 差し引き 180万株の買い越し

日経                 10,292.63円
 始値   -  9.79円   10,282.84円
 高値     終   値
 安値   - 16.02円   10,276.61円   9:34
 終値   + 51.91円   10,344.54円   小陽線高値引け

 年末で手掛り材料に乏しいなか、為替が円高に推移したことが嫌気され、売り優勢。下値は限られたが、薄商いで動意は乏しく、小安い水準で膠着していたところ、午前10時過ぎにプラス圏へ浮上。先物にはややまとまった買いが断続的に入り、切り返しの動きとなった。きょうは為替と雰囲気による相場だ。足元では理屈の通る材料株を探しているような印象。買いを入れて値動きが良いと追随してくる投資家も多いだろう。この水準で引ける可能性もあれば、ブレる可能性もある。ただ、悪材料が見当たらないので、売るよりも買い気のほうが強く、下ブレても限定的だ。上海総合指数は小幅高で始まったようだが、午後からどちらに動くかは分からないので、注視する必要もある。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、32件で金額は324.41億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買いほぼ均衡。
 アジア株が底堅く推移したことで安心感が広がり、後場寄り直後に上げ幅を拡大。買い一巡後は手掛かり難から積極性は乏しくなったが、先行きへの期待感から底堅い推移が続き、引けにかけて買いが加速した。アジア株の底堅い推移が支援材料になったが、年末特有の動きといってしまえばそれまで。米国も日本も、中国の利上げなどネガティブな材料にも強く、売りにもいけない。一方で、買いを入れる材料もない。ここ最近は月末が弱いので、大納会も軟調になりそうだ。いったん調整して来週発表の米12月雇用統計などの材料をきっかけに上値を追う動きとなりそう。
 市場からは「過剰流動性相場の継続期待を背景に金融株がアウトパフォームしている。米国投資家の一部は休暇明けでマーケットに戻ってきたようだ」・「前日は中国株下落が市場を冷やしたが、きょうはしっかりとした値動きとなっており、雰囲気を明るくした。朝方には107円台だったユーロ/円が108円台まで戻ったことも支えとなっている。ただ、市場参加者が少ない中であくまで買い戻しに過ぎないとみられ、上値は限定的だろう」との声が出ている。

                   【今日の格言】
.。・+゜゜+・。☆ ~『罫線屋、足を引き引き、足(損)を出す』~☆。・+゜゜+・。.

 罫線(チャート)は過去の株価の天底や売買の動向を知るのに便利だが、今後の相場動向を約束するものではない。従ってチャートを重視する投資家ほど大きな損を出す可能性があり、チャートはファンダメンタルズ・相場の流れなどをしっかりと掴んだ上で利用すると効果的と知るべし。


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