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日々の ・・

6/1(火) 円高に振れ、軟調弱含み

2010年06月01日 07時49分35秒 | Weblog
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 NY市場はメモリアルデーで祝日のため休場。

 
為替 9:00 (対ドル円)  91.23円(ユーロ円) 112.12円
外資系注文状況: 売り 770株、 買い 520万株、 差し引き 250万株の売り越し

日経                 9,768.70円
 始値   - 21.44円   9,747.26円
 高値      始   値
 安値   -110.26円   9,658.44円   9:54
 終値   - 56.87円   9,711.83円   短陰線

 円相場が強含みで推移したことから、主力の輸出関連や値がさ株の一角が指数を押し下げる格好となり、安値圏での揉み合いとなった。GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が下落したことや、上海総合指数の軟調スタートも重し。朝方には先物への大口売りが観測され、下げ幅を100円超に拡大したが、誤発注との見方があり、過度の下押し要因にはならなかった。朝方の誤発注と思われる大口売りが、5月6日の米国でみられた瞬間的な暴落を彷彿(ほうふつ)とさせたとの声から、為替市場にはリスク回避の動きが指摘されたが、相場への影響は限定的。その後の停滞は中国PMI(製造業購買担当者景気指数)の低下や、豪中銀の利上げ見送りを見据えた動きに円が強含みで推移したため。きょうは6月相場入りで仕切り直しの場面。一部では売りが一巡しているとの声もあるが、ユーロ相場次第の流れは変わらない。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、21件で金額は183.30億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で小幅に買い優勢と観測。
 連休明けの米国市場を前にした手控えもあって動意は乏しく、アジア株の軟調推移や、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)での米株価指数先物安を背景に、戻りの鈍い展開が続いた。日経平均寄与度の高い主力株がさえないなか、銀行株には高い銘柄が目立ち、TOPIXはプラスに転じる場面があった。足元では欧州市場に注目すべき局面だが、やはり連休明けの米国市場を見極めたいとする向きが強まって、戻りは限られた。一方で、きょうの誤発注という悪材料に、市場は動揺もなく、底堅さすら意識された。外部環境の落ち着きが前提条件だが、週末発表の米5月雇用統計への期待が強いため、これが円安のきっかけになってくれれば、日経平均も1万円台を試す場面がみられるだろう
 市場では「休場明けの米国株市場や今晩発表の米ISM製造業景気指数をみたいとのムードもあって様子見姿勢だ。もっとも、日経平均は前日まで4日続伸し300円強上昇したことを考えれば、このあたりで一服するのも自然だろう」(大手証券)という。
 
◎5月の米ISM製造業景気指数は59.7、前月は60.4(予想 59.0)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT866632420100601

◎4月の米建設支出、前月比+2.7%=商務省(予想 0.1%)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT866633020100601

                   【今日の格言】
       .。・+゜゜+・。☆ ~『頭と尻尾はくれてやれ』~☆。・+゜゜+・。.

 最安値で買い、最高値で売れれば言うことはないが、そんなことを狙っていたら失敗が続くという格言。最安値の少し上で買い、最高値の少し下で売れば良い、欲はかくなということ。
投資家の心理としては、最安値で買い、最高値で売りたい、の一語につきる。とにかく、アタマからシッポまで食べてしまいたい。が、そんな欲張ったことは考えずに、売ったあとに買った人も食べるところがあるように、魚にたとえて、頭と尾の部分ぐらいは残して思い切れ、ということ。天井で売ろうなどと考えていると、失敗する。株式投資のむずかしさを、さりげなく表現している名言である。


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