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6/2(水) 先物主導で不安定な動き

2010年06月02日 07時44分11秒 | Weblog
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 3連休明けのNY株式市場は、一時上昇する場面もあったが、欧州の問題や中国の景気減速懸念、原油流出事故の処理に失敗したことなどが 重しとなり続落。

NY市場                    -112.61ドル
CME日経225    9,630円      -110.00円
NY原油先物        72.58ドル    (- 1.39)
NY金先物       1,226.90ドル  (+11.90)
半導体株指数       347.61ドル    (- 8.05)
バルチック海運指数 4,078ドル     (- 78.00)
CRB指数        252.39ポイント (- 2.41)
VIX指数          35.54ポイント (+ 3.47)   
為替 9:00 (対ドル円)  91.16円(ユーロ円) 111.64円
外資系注文状況: 売り 2,950株、 買い 950万株、 差し引き 2,000万株の売り越し

日経                 9,711.83円
 始値   -107.38円   9,604.45円
 高値   + 51.58円   9,763.41円  10:46
 安値   -151.67円   9,560.16円  14:07
 終値   -108.59円   9,603.24円   上髭ほぼ同値

 大きく値を下げた米国株が警戒されて売り先行。鳩山首相と小沢幹事長の辞意で円が下落し、切り返しの動きとなった。ただ、「民主党政権であることは変わらず、基調を変えるほどではない」(国内投信)との指摘もあり、積極的に上値を追うような動きはみられなかった。昨年末から4月の上昇基調も、足元の停滞商状も、すべて外部環境の悪化によるもの。鳩山政権への懸念は発足から言われており、その部分がはく落したため、買いが入ったようだ。米軍基地の移設で手間取った首相が辞任することで、外交面における不安が後退したほか、ゆうちょ枠の拡大など一部の法案が通らない可能性が出てきて、金融株にとっては一時的に追い風になったもよう。ただ、夏の参院選に不透明感があり、分かりにくい面が多い。結局のところ、これからも株式市場に大きな影響を与えるのは欧州への懸念。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、41件で金額は230.41億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買いほぼ均衡。
 円の一時的な下落を好感した買いが一服すると、アジア株の下落を背景に売りが優勢となった。「債先買い・株先売りでは」との指摘もあって、債券先物市場と逆相関の流れになった。売り一巡後は下げ止まったが、戻りは鈍かった。材料がなく、ポジション調整の動きが主体。前場の上昇は手詰まり感があったところで鳩山首相の辞任が材料視されただけで、結局は外部環境が頼みの綱。資金の回転が良好か否かに尽きる。きょうはやや下げ過ぎの感があるものの、9,600円台を維持できたためひと安心だ。下値を確認したとみられる5月25-26日の高値水準を終値ベースで大きく下回ると9,500円を割り込む可能性が高まり、週末発表の米雇用統計でも戻りを試すには力不足だろう。
 市場では「上値の重さを嫌気して短期筋が投げ売っている。特段材料が出たわけではない。基本的に政治の混乱は海外勢が嫌うので、首相辞意表明は株価の圧迫要因であり、円安が進まない限り、買いにはリスクがある」・「先物主導で上下に振れる展開だ。中国株安や目先の政治空白などが懸念材料になっている。新内閣が決まるまでは動きにくい」との声が出ている。
 
◎4月米住宅販売保留指数は予想上回る6%上昇、半年ぶり高水準=NAR(予想 5%)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT866808620100602

                 【今日の格言】
 .。・+゜゜+・。☆ ~『株価は常に将来性の反映である』~☆。・+゜゜+・。.

 いま現在ついている企業の株価というのは、いまの業績を評価しているのではなく将来その会社がどうなるのかをすでに反映しているのです。ですからいまにぎわっている銘柄をみれば成長性のある業種が分かったりします。
ただしタイミングによってどの業種に人気が集まるかはそのときの市場環境によって、多少変化します。


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