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5/30(水) ユーロの警戒続き軟調揉み合い

2012年05月30日 08時11分59秒 | Weblog
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 NY市場は、ギリシャのユーロ離脱をめぐる懸念が後退したことで、反発。

NY市場                     +125.86ドル
ナスダック                    + 33.46ドル
CME日経225     8,655.00円   +  5.00円
NY原油先物         90.76ドル   (- 0.10)
NY金先物       1,548.70ドル  (- 20.20)
半導体株指数       379.66ドル  ( + 7.55)
バルチック海運指数  986.00ドル   (- 26.00)
CRB指数         281.95ポイント (- 2.21)
VIX指数           21.03ポイント (- 0.73)
為替 9:00(対ドル円)  79.52円 (ユーロ円)  99.21円
外資系注文状況: 売り 1,180株、 買い 1,830株、 差し引き 650万株の買い超し

日経                 8,657.08円
 始値   - 19.13円   8,637.95円
 高値   -  0.37円   8,656.71円   9:06
 安値   - 88.11円   8,568.97円  11;00
 終値   - 23.89円   8,633.19円   クロス

 ユーロ安に対する懸念や、前日まで4日続伸だった反動などから売り先行。市場参加者が少ない中、先物主導で下げ幅が拡大した。欧州問題はギリシャのみならず、スペインの金融システムに対する不安が広がっている。スペインの金融機関を救済するためにEFSF(欧州金融安定化基金)の資金援助が進展するか否かが焦点だ。午前10時半に発表されたオーストラリアの4月小売売上高が市場予想を下回ったことで、中国の景気悪化懸念が強まり、アジア市場が総じて軟調となった。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、17件で金額は229.70億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買い均衡。
 売り買いともに見送りムードが強かったが、引けにかけて下げ幅を縮小。ユーロ・円が99円を割り込むなど円が強含みで推移したものの、日経平均がさらに下値を模索するような動きにはならなかったが、積極的な買いもみられなかった。格付け会社イーガン・ジョーンズ・レーティングスは昨日、スペインの信用格付けを「BB-」→「B」に格下げしている。
 市場では「外国人投資家が静観を決め込んでいる。雇用統計の発表を控えて動けないと言うが、投資を見送るいい口実に使われている。雇用統計で良い数字が出たとしても、一瞬にして織り込み、上昇に向けた反応にはなりにくいのではないか」・「ユーロ安が止まらず輸出企業の今期想定レート105円とのかい離が拡大している。値ごろ感はあるが、企業業績の先行き懸念などで手が出せない」・「6月8日のメジャーSQ(特別清算指数)を控え、株式先物売り/債券先物買いがみられる」(準大手証券トレーダー)との声が出ている。
 
                    【今日の格言】
     .。・+゜゜+・。☆ ~『売り気挟んで目前を利せんと
              買うなかれ、ただ売りを待つべし』~☆。・+゜゜+・。.

 先行き下がると見込んでいながら、目先戻りがあると思わず買いの誘惑にかられますが、ここはじっと我慢。底をつくまで売りを通してから、戻りを狙うのが健全といえます。