７/２５(水) 先物主導で下げ幅拡大

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　ＮＹ市場は、欧州危機めぐる懸念や米企業決算が重しとなり続落。

ＮＹ市場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　－１０４．１４ドル
ナスダック　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　－　２７．１６ドル
ＣＭＥ日経２２５ 　　　　８，４０５．００円　　　－　６５．００円
ＮＹ原油先物　　　　　 　　　８８．５０ドル　　　（＋　０．３６）
ＮＹ金先物　　　　　　　１，５７６．２０ドル　 （－　　１．２０）
半導体株指数　　　　　　　３６０．２３ドル　　（－　１．４３）
バルチック海運指数　１，００３．００ドル　　（－　１９．００）
ＣＲＢ指数　　　　　　　　　２９６．３７ポイント　（－　２．５１）
ＶＩＸ指数　　　　　　　　　　　２０．４７ポイント　（＋　１．８５）
為替　９：００（対ドル円）　　７８．２３　（ユーロ円)　　９４．２３円
外資系注文状況：　売り　１，０９０万株、　買い　１，０００株、　差し引き　９０万株の売り越し

日経　　　　　　　　 　　　　　　 　８，４８８．０９円
　始値　　　－　７７．１１円　　　８，４１０．９８円
　高値　　　－　５４．５１円　　　８，４３３．５８円　　１２：３８
　安値　　　－１６０．０７円　　　８，３２８．０２円　　１４：３７
　終値　　　－１２２．１９円　　　８，３６５．９０円　　　ＧＤ短陰線

　スペインやギリシャの財政リスクが嫌気され、海外市場は軒並み下落。その流れを受けて売り先行。アップル決算を受けて米株価指数先物の下げ幅が拡大したことも重しとなった。上海総合指数がプラスに転じ、香港ハンセン指数も下値は限られたため、日経平均は引けにかけて下げ渋った。海外勢からリスク回避の処分売りが出ている。スペインの財政不安が強まりギリシャ化が懸念されている。
　昼の立ち会い外バスケット取引は、２３件で金額は２１２．９０億円、リバランス（資産配分調整）・ＥＦＰ（先物と現物との交換取引）中心で差引き４０億円の買い越し。
　アジア株の下値が限られたため、日経平均は後場寄り直後に下げ幅を縮小したが、買い意欲の乏しさから軟化。引けにかけて一段安となった。昼すぎまで伸び悩んでいた円が下げ渋ったため、円売り介入の警戒感が薄れた。スペインだけでも劣後債への対応や地方財政の危機など問題が様々で、欧州債務問題をどこで区切りを付けるのか、どうすれば市場が納得するのかが分からない状況だ。手っ取り早いのは、ＥＣＢ（欧州中央銀行）がスペイン国債を購入し、各国の中銀が協調して金融緩和を実施することだろう。
　市場では「足元の円高や欧州債務問題の拡大が世界景気の減速に以前にも増して影を落とし始めており、戻りは売っておこうという投資家は多いようだ。米アップルの決算を今晩の米株市場がどう織り込むかを見極めたいとして、手控えられているようだ」・「大手電機株に信用取引の投げ売りや損失覚悟の処分売りが出ている。欧州不安を背景とするリスクオフが加速している」（大手証券）との声が出ている。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【今日の格言】
　　 　　　　　 ．。・+゜゜+・。☆ ～『金言耳に逆らう』～☆。・+゜゜+・。．

　その人のためになる言葉ほど、素直に聞き入れられないもの。特に損をしている時こそ、人のアドバイスを受け入れるゆとりを持ちたいものです。