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7/2(金) 薄商いで方向感乏しい値動き

2010年07月02日 08時43分17秒 | Weblog
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NY株式市場は景気減速感の強まりでダウは6日続落。

NY市場                    - 41.49ドル
CME日経225      9,215円     + 35.00円
NY原油先物         72.95ドル   (- 2.68)
NY金先物       1,206.70ドル (- 39.20)
半導体株指数        333.11ドル   (+ 0.81)
バルチック海運指数 2,351ドル     (- 55.00)
CRB指数         256.21ポイント (-2.31)
VIX指数          32.86ポイント (- 1.68)   
為替 9:00 (対ドル円)  87.76円(ユーロ円) 109.81円
外資系注文状況: 売り 1,970株、 買い 1,100万株、 差し引き 870万株の売り越し

日経                  9,191.60円
 始値   + 42,96円    9,234.56円
 高値   + 67.54円    9,259.14円  12:39
 安値   - 31.13円    9,160.47円  10:01
 終値   + 12.11円    9,203.71円   短陰線

 連日安の反動で買い先行。上値の重さを嫌気して売りに傾く場面もあったが、円相場が落ち着きつつあることから、買い戻しに支えられて持ち直した。きょうは基本的に様子見。買いはもちろん積極的に動けないが、売り方も買い戻しているようで、下値も限定的だ。前日終値を挟んだ小動きが予想される。円相場のさらなる上昇や、米景気回復の鈍化が長期化するようなら見方も変わってくるが、9,200円どころで反発してきたため、当面の悪材料は織り込み済みだろう。また、円安論者とされる菅総理も、いまは不用意に発言をしにくいと思われるが、参院選が通過したあとは口先介入も期待したい。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、28件で金額は181.80億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買いほぼ均衡。
 買い戻しに支えられて上げ幅を広げる場面があったものの、積極的に買い上がるような動きはみられず、いったんマイナス圏に押し返されるなど方向感は乏しかった。基本的には米6月の雇用統計の発表を前に見送りムードが強く、円相場のブレに対して水準訂正するような動きにとどまった。1日の時点でPBR1.04倍と異常事態。買い戻しが入るのも当然といえば当然だった。予想配当利回りも2%に急接近している。現時点で、仮に多くの企業が業績を下方修正したとしても、せいぜい減益が見込まれる程度で、赤字に陥る可能性が高いとはいえず、純資産が減るとは思わない。PBRが0.8倍台まで落ち込んだリーマン・ショック時とは事情が大きく違う。今晩発表の米6月雇用統計にしても、予想を少しくらい下ブレたところで、6月30日発表のADP雇用リポートである程度は織り込み済みだ。
 市場では「今晩の米雇用統計を受けた海外市場の反応待ちのスタンスに変わりはない。来週5日は祝日の振り替え休日で米市場が休場ということもあり、一層、慎重だ。新規マネーはほとんど入っていない」との声が出ている。
 
◎5月の米製造業新規受注は前月比‐1.4%=商務省(予想 -0.5%)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT868510820100702

◎6月の米非農業部門雇用者数は‐12.5万人(予想 -13.0万人)、失業率9.5%(予想 9.8%)=労働省
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT868510420100702

                    【今日の格言】
         .。・+゜゜+・。☆ ~『相場の器用貧乏』~☆。・+゜゜+・。.

 こまめに売ったり買ったりしていては、目先の小幅な利益はあげられても大きな成果は期待できません。しかも相場の上げ下げ両方を、うまく立ち回ろうとすれば、どんな名人でも百発百中という訳には行きませんし、ウラ目が出てそれまでの利益をすっかり吐き出すことにもなりかねません。どんと腰を構えることも大切です。
同様の意味の格言に「市場にいる必要はない」があります。


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