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9/15(木) 買い戻し一巡後は様子見

2011年09月15日 10時34分11秒 | Weblog
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 NY株式市場は欧州3首脳会談後の声明が好感され3日続伸。

NY市場                    +140.88ドル
ナスダック                   + 40.40ドル
CME日経225     8,585.00円  +125.00円
NY原油先物         88.91ドル  (- 1.30)
NY金先物       1,826.50ドル (-  3.60)
半導体株指数      375.73ドル   (+ 9.56)
バルチック海運指数 1,927.00ドル  (+ 26.00)
CRB指数         334.12ポイント(- 1.64)
VIX指数           34.60ポイント(-2.31)
為替 9:00(対ドル円)  76.72円 (ユーロ円) 105.50円
外資系注文状況: 1,670万株、 買い 1,320万株、 差し 350万株の小幅売り越し

日経                  8,518.57円
 始値   +126.81円    8,645.38円
 高値   +177.38円    8,695.95円   9:55
 安値   +115.45円    8,634.02円  12:30
 終値   +150.29円    8,668.86円   短陽線

 欧米株高を好感し買い先行。欧州財政危機関連の報道に一喜一憂する状況が続くなか、楽観的な見方によって欧米市場が全面高となったこともあり、この流れを引き継ぎ、一時170円超高を付け、8,700円に接近したが、買い一巡後は上値が重くなった。独仏がギリシャ支援を明確にしたからといって、欧州の問題が解決したわけではないし、特に進展したとも言えない。ドイツは国民の反発が予想されるし、フランスでは銀行への資金注入が必要との見方もある。どんどん買い上がって行けるような話ではなく、前日に警戒しすぎて下げた分を取り戻しているだけだ。週末にはEU(欧州連合)財務相会議が開かれる。日経平均は8,500円が下値メドとして意識されるが、ここから上値も限定的だろう。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、12件で金額は755.60億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買いほぼ均衡。 
 今晩の米国で発表される8月消費者物価指数など重要な経済指標を前に様子見ムードが強まり、膠着商状となった。上海総合指数が下げに転じるなどアジア株の上値が重く、日経平均も上げ幅を縮小する場面があった。週末にはEU財務相会議、来週はFOMCを控える。FOMCは何かしらの策が提示されるとは思うが、現時点で市場が納得できる内容を出せるか否か判断するのは困難で、積極的にポジションを動かすことはできない。上値を追える材料もないし、国内では買い手掛かりはない。目先、日経平均の下値メドは8,200-8,300円程度とみるが、国内企業の業績面から考えれば、この水準まで押さずに済む可能性は十分にあるだろう。
 市場では「比較的底堅い値動きだが、あくまで輸出関連を中心とした買い戻しにすぎない。欧州系の売り越し傾向は変わっておらず、為替も引き続き円高水準で心理的には強気になりづらい。今晩の9月NY集製造業業況指数や9月米フィラデルフィア地区連銀業況指数は改善が予想されているものの、確認したいとの見方が多い」・「多くの短期トレーディングのポジションがフラットかショートに傾いているため、米株が予想外に上昇すると買い戻さざるを得なくなる。欧州債務問題が厳しいのは事実だが、悲観シナリオを過大に織り込んでいる可能性もある」との声があった。

                  【今日の格言】
   .。・+゜゜+・。☆ ~『慢は損を招き、謙は益を招く』~☆。・+゜゜+・。.

 相場で儲けても謙虚な姿勢で研究を続ければ、儲けはさらに増えるでしょう。逆に儲けたことに慢心すれば、気が緩んで必ず失敗するものです。


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