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9/16(金) 堅調な地合いを継続

2011年09月16日 08時07分03秒 | Weblog
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 NY株式市場は日米欧の主要中央銀行が協調してドル資金供給オペを実施すると発表したことで欧州の信用不安が後退し4連騰。

NY市場                    +186.45ドル
ナスダック                   +34.52ドル
CME日経225     8,740.00円  +140.00円
NY原油先物         89.40ドル  (+ 0.49)
NY金先物       1,781.40ドル (- 45.10)
半導体株指数      381.09ドル   (+ 5.36)
バルチック海運指数 1,907.00ドル  (- 20.00)
CRB指数         332.60ポイント(- 1.51)
VIX指数           31.97ポイント(-2.63)
為替 9:00(対ドル円)  76.72円 (ユーロ円) 106.51円
外資系注文状況: 990万株、 買い 1,920万株、 差し 930万株の買い越し

日経                  8,668.86円
 始値   +116.42円    8,785.28円
 高値     終   値
 安値   +105.30円    8,774.16円   9:23
 終値   +195.30円    8,864.16円   GU小陽線

 海外株高を受けて幅広い銘柄に買い先行。日米欧の5中央銀行によるドル資金供給が欧州金融機関に対する過度の懸念を後退させた。日経平均は25日移動平均線を上回って推移している。最優先課題はギリシャ問題で、それには、欧州安定基金の増額、もしくは、ギリシャ債を欧州債としてしまう方法が考えられる。いずれも簡単に実行できるものではない。とりあえず連休中に何らかの策が出てくる可能性を警戒したショートカバーが入って25日線を上回っているが、明確な政策が出てこない限り、戻り売りが懸念される。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、25件で金額は350.80億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買いほぼ均衡。
 アジア株の堅調推移を背景に上値を切り上げたあとは高値圏で膠着した。3連休中にEU財務相会議、来週はFOMCと重要イベントを控えており、様子見ムードが強まった。今週は悪材料が出ると思われて神経質な動きが目立ったが、結果的に日米欧によるドル資金供給という刺激材料が出てきたため、ショートカバーが加速したようだ。25日移動平均線を奪回できたものの、何も解決はしていない。週末のEU財務相会議や、来週のFOMCで状況が一変する恐れも十分にある。米国に関しては悪材料出尽くしとなる可能性も低くないというが、2つの重要イベントを控えて先行きを見通しにくい。
 市場では「欧州債務不安は完全には払しょくされていないが、流動性供給など主要国が政策面でサポートしているほか、割安感があらためて意識されており、株価は敏感に反応している」・「連休前の後場ではあるが、堅調な地合いを継続している。きょうの欧州連合(EU)財務相非公式理事会で欧州金融安定ファシリティー(EFSF)の資金積み増しなどが決定しても根本的な解決にはならないが、とりあえず年内の波乱は回避されるとの期待感がある」(大手証券)との声が出ている。
 
                  【今日の格言】
  .。・+゜゜+・。☆ ~『良い手を指そうとするよりは、
              悪い手を指さないよう自戒する』~☆。・+゜゜+・。.

 これは相場格言ではなく、将棋の大山康晴名人の本に書かれていた言葉である。戦いと言うのは、大きなミスをした方が必ず負けます。それは将棋でも、プロスポーツでも、戦争でも、相場でも、全て同じことです。


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