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5/14(金) 先物主導で乱高下

2010年05月14日 08時07分21秒 | Weblog
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 NY株式市場は世界経済の先行きに対する慎重な見方が相場の重しとなり反落。

NY市場                    -113.96ドル
CME日経225   10,495円       -145.00円
NY原油先物        74.40ドル    (- 1.25)
NY金先物       1,229.20ドル  (- 13.90)
半導体株指数       364.96ドル    (-10.12)
バルチック海運指数 3,914ドル     (+ 26.00)
CRB指数        265.78ポイント (- 1.04)
VIX指数          25.52ポイント (- 2.80) 
為替 9:00 (対ドル円)  92.61円(ユーロ円) 116.06円
外資系注文状況: 売り 2,390万株、 買い 1,770万株、 差し引き 620万株の売り越し

日経                10,620.55円
 始値   -167.15円  10,453.40円
 高値   - 68.86円  10,551.69円  14:13
 安値   -229.78円  10,229.78円   9:41
 終値   -158.04円  10,462.51円   長髭のクロス

 米国株安と円高を嫌気し、輸出関連株を中心に売りが先行。取引時間中には下げ幅を229円に拡大し、10,400円を割り込む場面があった。ただ、下値では押し目買いもあり、売り一巡後は下げ渋った。株価指数オプション5月物のSQ(特別清算指数)推定値は10,435.41円。米国でもみられたが、全体的に出尽くし感が強まっている。市場予想を下回る決算を発表したソニー が失望売りに押され、相場の重しになっているが、アナリストの評価はまちまち。SQ値を意識したような動きは特にみられず、もともとCME(シカゴ225先物清算値)の水準に近いため、下落率は想定の範囲内。足元ではギリシャ問題よりもユーロ全体の動きが警戒されており、後場からは中国や欧州を前に手控え気分も強まりそうだ。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、14件で金額は131.19億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で、買い優勢。
 先物主導で乱高下となった。円高が一服すると10,500円台まで下げ幅を縮小したが、先物への断続的な売りが観測されると、安値圏に押し返された。週末を前に買いにくい一方で、売りにくくもある。個別株物色の様相が強いが、ソニー など弱気な数字を出してきた企業に対して、上ブレ期待を持ちにくいようだ。商品取引の多様化でギリシャの財政赤字で儲ける投資家もいるくらいで、ユーロなどは思惑ではどうにでも動いてしまう。いまだに為替相場が崩れる可能性は残っており、落ち着きを待ちながら10,400円-10,600円で揉み合いとなりそうだ。
 市場では「200日移動平均線の1万0300円台が下値サポートライン、75日線の1万0600円台が上値のめどとなり、こう着感が出てきた」・「先物売買で上下に振れているが、好業績の中低位株には国内勢の買いが断続的に入っている。決算がピークアウトする来週以降は手がかり難となる可能性もあり、外部要因に左右されることになりそうだ」(大手証券エクイティ部)という。
 
◎3月の米企業在庫は前月比+0.4%=商務省(予想 0.4%)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT869562920100514

◎5月の米ミシガン大消費者信頼感指数速報値は73.3に上昇、前月72.2(予想 73.5)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT869562320100514

◎4月の米鉱工業生産指数は+0.8%、設備稼働率は73.7%=FRB(予想 73.8%)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT869561320100514

◎4月の米小売売上高は+0.4%、自動車を除く売上高+0.4%=商務省(予想 +0.2%と+0.4%)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT869560720100514

                   【今日の格言】
     .。・+゜゜+・。☆ ~『名人、天井売らず底買わず』~☆。・+゜゜+・。.

 十分な経験を積んだ人でも、最高値、最安値を的中させることはでさない。むしろ、天井で売ろうなどと思っていると利食いのチャンスを逃す。底値で買おうと思っていると、投資のチャンスを逃がす。そんなことを考えるよりも「名人」のするとおり、天井では売れない、底値では買えない、と割り切って投資すること、という格言である。



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