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12/9(水) 軟調な揉み合い、戻り売りが上値圧迫

2009年12月09日 08時28分49秒 | Weblog
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 NY株式市場は、新たな信用不安の懸念が浮上したことで3営業日ぶりに反落。

NY市場                    -104.14ドル
CME日経225    9,985円      -140.00円
NY原油先物        71.62ドル   (- 1.31)
NY金先物       1143.40ドル  (- 20.60)
半導体株指数       336.93ドル  (+ 0.24)
バルチック海運指数 3,902ドル    (-134.00)
CRB指数         271.90ポイント(- 2.28)
VIX指数           23.69ポイント(+ 1.59) 
為替 9:00 (対ドル円)  88.41円  (対ユーロ円) 129.83円
外資系注文状況: 売り1,330株、 買い1,520万株、 差し引き190万株の買い越し

日経                10,140.47円
 始値   - 91.53円  10,048.94円
 高値     始   値
 安値   -154.50円   9,985.97円  13:08
 終値   -135.75円  10,004.72円   寄り天短陰線

 米株市場の下げと円高を嫌気して売り先行、安値圏で停滞商状となった。7-9月期GDP改定値の大幅下方修正が重しとなって、3日ぶりに1万円を割り込む場面もあったが、押し目では拾う動きもあって持ち直し、売り一巡後は底堅く推移した。政府の経済対策が支えになっているが、内容は買い材料になるレベルではなく、明示されたことで売り込むような場面ではなくなっているだけだ。欧州では新たにギリシャの問題が浮上している。過度の不安はないが、ユーロを買わない理由にはなる。対ユーロでドルは買われるだろうが、相対的にドルよりも円に安心感があるため、目先的に円は底堅いだろう。円がこの水準で高止まりしているようでは、上値は試せない。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、30件で金額は165.92億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買いほぼ均衡。
 1万円を挟んでの揉み合い。手掛かり材料難で商いは伸び悩、後場の値幅はわずか33円と動意の乏しい展開となった。7日までの急騰で出遅れ感を是正したが、このあたりでいったん仕切り直しだ。米国やアジア株の動向を気にする動きも目立ってくると思う。ギリシャの一件は欧州の銀行経営が行き詰まるような話でもないし、一過性のものと思われる。米国に与える影響も少ないだろう。ただ、ドル・円の動きが気になる水準で推移している。今後は12月中旬から信用高値期日が通過する材料株が相場をけん引する流れになってくれると良いが・・・。
 市場では「1万円を超える水準では国内機関投資家とみられる戻り売りが厚く、上値の重さは否めない。新規の手がかり材料は乏しく、為替次第の展開になりそうだ」(大手証券エクイティ部)との声が出ている。
 


                   【今日の格言】
       .。・+゜゜+・。☆ ~『咲いた株から散って、
                 散った株からまた咲く』~☆。・+゜゜+・。.

 花は、先に咲いた花から散っていき、次へ、また次へと咲き誇ります。しかし、永遠に咲き続けることは出来ません。市場、株でも同じで、先駆して買われた株から天井をつけ、出遅れ、二番手、三番手と物色の動きが出始めて、最後に終焉を迎えるものです。



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