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6/29(月) みずほの増資報道を嫌気 

2009年06月29日 08時31分02秒 | Weblog
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 NY株式市場は高安まちまちの動きでダウは小幅反落。

NY市場                     - 34.01ドル
CME日経225    9,955円        + 55.00円
NY原油先物         69.16ドル   (- 1.07)
NY金先物        941.00ドル   (+ 1.50)
半導体株指数       263.05ドル   (- 0.21)
バルチック海運指数 3,703ドル    (±  0.00)
CRB指数         251.31ポイント(- 2.07)
VIX指数           25.93ポイント(- 0.43) 
為替 9:00 (対ドル円)  95.18円  (対ユーロ円) 133.86円
外資系注文状況: 売り1,780株、 買い1,390万株、差し引き390万株の売り越し

日経                9,877.39円
 始値   - 11.11円   9,866.28円
 高値   + 66.59円   9,943.98円  10:33
 安値   -128.66円   9,748.73円   9:12
 終値   - 93.92円   9,783.47円   両髭の小陽線
 
 米国市場が高安まちまちで方向感に乏しいなか円高を嫌気した売りが先行したが、すぐに切り返し小高い水準でもみ合いとなった。買い材料に乏しいことから上値を追う勢いは欠け、商いも伸び悩んだが、売り込む材料もなく、押し目買い意欲の根強さに下値も限られた。5月の鉱工業生産は前月比5.9%増(市場予想は前月比7.5%増)と期待していたほどの改善はみられなかったが、方向はプラスであり、景気の回復基調は確認できた。買いを強める材料にはならないが、売り込むような材料でもない。7月1日の日銀短観をはじめ、米国でも重要経済指標の発表を控えることから、様子見気分も強い。一部で期待されるドレッシング買いも実際にどれほど入るかは疑問で、きょうは9,900円を挟んでもみ合う展開を予想。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、26件で金額は352.69億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心でやや売り越し優勢。
 週内の重要な経済指標の発表を前に手控えムードが広がるなか、みずほ <8411> の増資計画報道をきっかけに銀行株が急落すると日経平均も下げ基調を強め、下げ幅は一時130円に迫った。前週末までの3日続伸で327円上昇し、利益確定売りは出やすい状況だった。先高感の根強さから前場は円高が警戒されるなかで小高く推移していたが、みずほ の増資報道をきっかけに銀行株売りが予想以上に加速した。今後のトレンドが大きく変わるような材料ではないが、嫌なニュースではある。今晩の米国株や、あすの日経平均が上昇してくれれば、先高感が弱まることはないが、仮に軟調推移が継続するようだと上値の重い展開が予想される。日経平均9,500円を意識するほどではないが、楽観視が目立つ7月1日の日銀短観についても、場合によっては弱気な見方が強まってくるかもしれない。
 市場では「大手金融機関の公募増資が相次ぎ、需給悪化が懸念されている。中国が非鉄金属の国家備蓄向け買い付けを停止するとの一部報道も嫌気されている」・「みずほFGの増資報道や米株先物安などをきっかけに下げているが、直近3営業日で328円上昇していることを考えれば自然な調整リズムに沿った動き」(大手証券)との声が出ている。
 



                 【今日の格言】
       .。・+゜゜+・。☆ ~『下がるも理、
                時至らねば下がるまじ、
              買い急ぎするは大たわけなり』~☆。・+゜゜+・。.

 理論的には相場は下がる状況にあってもその勢いがまだ熟していない時はなかなか下がらないものです。だからといって底意が堅いのだろうと解釈して買っていったりすると、そのとき相場は下げ始めるものです。理論と現実との相違、そしてその時々に揺れ動く人間心理を述べた格言です。


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