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9/7(水) 円安背景に海外勢が買い戻し

2011年09月07日 08時04分15秒 | Weblog
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 NY株式市場は大幅安の後、下げ渋ったを見せたが連続安。

NY市場                    -100.96ドル
ナスダック                   -  6.50ドル
CME日経225     8,730.00円  +120.00円
NY原油先物         86.02ドル  (- 0.43)
NY金先物       1,873.30ドル (-  3.60)
半導体株指数      339.09ドル   (- 2.37)
バルチック海運指数 1,767.00ドル  (+ 17.00)
CRB指数         335.22ポイント(- 2.84)
VIX指数           37.00ポイント(+ 3.08)
為替 9:00(対ドル円)  77.54円 (ユーロ円) 108.64円
外資系注文状況: 1,510万株、 買い 1,340万株、 差し 170万株の売り越し

日経                  8,590.57円
 始値   +132.05円    8,723.05円
 高値   +182.69円    8,773.26円  14:28
 安値   +112.21円    8,702.78円   9:35
 終値   +172.84円    8,763.41円   窓埋め短陽線

 スイス国立銀行のフラン売り介入の影響でドル・円が77円台半ばまで上昇したことを受けて、買い先行。東京市場では、これまで下げのきつかった主力株が買い戻された。ただ、欧州債務問題に進展はなく、景気減速懸念も払しょくされていないことから、追加の手掛かり材料難で買い一巡後は膠着感を強めた。前日の東京市場は連休明けの米国株安が警戒され、かなりのショートが出ていたようだ。ドル・円の上昇が主力株への買い戻しを加速させたとの見方はあるが、その前日の米国株が想定よりも下げなかったことも買いを強めた。ただ、オバマ米大統領や、バーナンキFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演を控えている。米国の10年債が過去最低の1.92%まで低下したのは、追加の金融緩和を期待したものだろう。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、30件で金額は474.50億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買いほぼ均衡。
 GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が上昇し、アジア株も堅調に推移したため、日経平均は先物主導で上げ幅を拡大した。日銀が政策金利を据え置いたものの、追加の金融緩和も見送ったため、ドル・円は伸び悩んだが、株式市場の反応は薄かった。買い戻しが主体で商いは薄く、閑散に売りなしとなった。一部では、オバマ米大統領の景気・雇用対策の規模が総額3000億ドルにのぼると報じられており、GLOBEXも上昇しているため、少しは期待しているのかもしれない。ただ、実際に発表されたわけでもないし、欧州の債務問題も残っているし、先行きの不透明感は払拭されていない。きょうの上昇は、前日に下げ過ぎた分を取り戻しただけで、環境そのものも変わっていない。まだ底を打ったと判断するのは早い。
 市場では「アジア株全般が堅調な値動きとなり、連鎖株安に歯止めがかかったことで安心感が広がっている。またオーストラリアの第2・四半期の実質国内総生産(GDP)伸び率が前期比プラス1.2%と改善したことも支援材料となっているようだ」・「先物主導で上げ幅を拡大した後は、一進一退の動きだ。週末のメジャーSQ(特別清算指数)算出を控えて、オプション権利行使価格8750円の攻防になっている」(準大手証券トレーダー)との声が出ている。
 
                  【今日の格言】
      .。・+゜゜+・。☆ ~『早耳の早倒れ』~☆。・+゜゜+・。.

 早耳は、昔は役に立っても、情報網が発達した今日ではあまり効果がありません。早耳であると思っていたら、すでに遅耳だったということもあるからです。


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