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12/6(火) 米株価指数先物の下落を嫌気

2011年12月06日 08時15分46秒 | Weblog
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 NY株式市場は、欧州の格下げ懸念が上値を圧迫したものの、 情勢改善期待を背景に上昇。

NY市場                      + 78.41ドル
ナスダック                    + 28.83ドル
CME日経225     8,670.00円   - 10.00円
NY原油先物        100.99ドル   (+ 0.03)
NY金先物       1,734.50ドル  (- 16.80)
半導体株指数      378.12ドル    (+ 3.55)
バルチック海運指数 1,856.00ドル   (- 10.00)
CRB指数         313.00ポイント (- 0.55)
VIX指数           27.84ポイント (+ 0.32)
為替 9:00(対ドル円)  77.81円 (ユーロ円) 104.18円
外資系注文状況: 1,040株、 買い 1,140株、 差し 100万株の買い越し

日経                  8,695.98円
 始値   - 51.01円    8,644.97円
 高値   - 24.44円    8,671.54円   9:10
 安値   -124.89円    8,571.09円  14:13
 終値   -120.82円    8,575.16円   小陰線

 米国市場は上昇したものの、S&Pがユーロ各国の格下げを実施したことで債務問題に対する懸念が強まり、売り先行。円が対主要通貨で強含み、連日高の反動もあって利益確定売りが優勢となった。S&Pが独仏など15カ国を格下げ方向で見直すと発表したことが要因。円はその後もジリ高で推移し、アジア株が下落して始まると、下げ基調をやや強めるなど日本株の戻りは鈍かった。今後の格下げによる金利上昇を警戒した動きになったが、ドイツもフランスも、目先よりも来年以降も安定した方法で、時間をかけながらも債務問題を解決させるという方向へ動いている。債券市場も落ち着きをみせていたところでS&Pの発表は金融市場に水を差す格好になった。一方、急ピッチの上昇に対して、一服する良いきっかけにはなった。格下げを警戒するよりも肝心なのは週末のEU首脳会議で債務問題の進展がみられるか否かが焦点。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、31件で金額は541.70億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で小幅売り超し。
 上海総合指数が終値ベースの年初来安値を下回って推移するなどアジア株が軒並み下落したため、日経平均も下値を模索した。円が対主要通貨で強含みで推移したことも重し。S&Pによる独仏など15カ国を格下げ方向への見直しが引き続き嫌気された。アジア株下落の一因になったS&Pの発表はきょうの欧州市場にも警戒が必要だろう。格付けの話になるとリスク許容度も低下してしまうし、EU首脳会議への期待感で買われている相場で期待が続かないと弱くなってしまうのも仕方ない。しかし、実際に格下げされたわけではないし、前日の米国市場も反応は限定的だった。上値を追う環境ではないが、独仏からポジティブなコメントでも出てくれば、期待は強まるだろう。
 市場では「日経平均が前日までに3日続伸していたほか、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)によるユーロ圏15カ国の長期債格付け引き下げ方向での見直しがトリガーとなり、利益確定売りのタイミングとなった。ただ目先は週末のECB(欧州中央銀行)理事会やEU(欧州連合)首脳会議が焦点。利下げはコンセンサスとなりつつあり、もう一段踏み込んだ具体策が出なければ直近の上昇分がはく落する可能性がある」・「米株価指数先物の下落を受けて先物主導で下げ幅が拡大した。今晩の欧米株式市場の動向が懸念され利益確定売りが優勢になっている」(準大手証券トレーダー)との声が出ている。
 
                  【今日の格言】
         .。・+゜゜+・。☆ ~『辰巳天井』~☆。・+゜゜+・。.

 この格言には続きがあり、「辰巳(たつみ)天井、午(うま)しり下がり、未(ひつじ)辛抱、申酉(さるとり)騒ぐ。戌(いぬ)は笑い、亥(い)固まる、子(ね)は繁栄、丑(うし)はつまづき、寅(とら)千里を走り、卯(うさぎ)は跳ねる。」「戌亥の借金、辰己で返せ」という格言もあり、戌亥の年は底値になりやすく、辰巳の年は天井になりやすいという経験則からでた格言と言えます。