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12/5(月) 材料難で見送りムード

2011年12月05日 08時33分30秒 | Weblog
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 NY株式市場は、失業率が約2年半ぶりの低水準となり好感されたが、終盤にかけて利益確定売りに押されてほぼ変わらず。

NY市場                      -  0.61ドル
ナスダック                    +  0.73ドル
CME日経225     8,655.00円   -  5.00円
NY原油先物        100.96ドル   (+ 0.76)
NY金先物       1,751.30ドル  (+  11.50)
半導体株指数      374.57ドル    (- 0.74)
バルチック海運指数 1,866.00ドル   (+  4.00)
CRB指数         313.55ポイント (+ 0.24)
VIX指数           27.52ポイント (+ 0.11)
為替 9:00(対ドル円)  78.10円 (ユーロ円) 104.79円
外資系注文状況: 1,110株、 買い 1,000株、 差し 110万株の売り越し

日経                  8,643.75円
 始値   + 54.03円    8,697.78円
 高値   + 60.73円    8,704.48円   9:01
 安値   + 24.29円    8,668.04円   9:27
 終値   + 52.23円    8,695.98円   ほぼクロス

 海外市場は高安まちまちながら、為替相場が若干円安方向に振れていることを手掛かりに、買い先行。8,700円台を回復する場面もあったが、追加の手掛かり材料難で買いの勢いは衰え、戻り売りに押されて上げ幅を縮めた。きょうの上昇は為替が安定している点が大きい。急動意するよりも膠着してくれるほうが買いを入れやすい。売り圧力が弱まっており、年末高を期待したくなる状況だが、週内は欧州債務問題に進展がみられるか否かが焦点だ。しかし、場当たり的な策しかでないのならば、底割れ懸念が強まる。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、18件で金額は229.90億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買い均衡。
 ドル・円や、アジア株の上げ一服で上値は重かったが、週初ということもあって売り買いとも見送りムードが強く、商いが伸び悩むなか、小高い水準で膠着した。ドル資金の供給拡大を発表して以降、欧州に対する過度の警戒感も後退し、売り込むような環境ではなくなった。米国の失業率も予想ほど悪化しなかったので、タイミングもよかった。地合いも改善しており、材料難で利益確定売りが優勢となってもおかしくないなか、これだけしっかりした展開をみせた点は評価できる。目先、25日移動平均線を下値として意識できるか否かが焦点だろう。ただ、週後半に控えるEU首脳会議などが波乱となる可能性が高まるため、強力なサポートにはならない。
 市場では「年金買いなどで下値安心感が広がっているうえ、ボーナスなどの資金が入りやすい12月に入り、年末高への期待感は根強い。外資系証券から日本株に対してポジティブな見方が出始めていることも支援材料だ。堅調な米経済指標を支えに日本株もしっかりとした値動きが続くだろう」・「欧州首脳会議を前に海外勢が手控えがちで、中小型株が相対的に選好されている。欧州財政問題で解決に向けた取り組みに進展があれば、大型株に転換するのではないか」(国内証券)との声が聞かれた。
 
                  【今日の格言】
   .。・+゜゜+・。☆ ~『大玉を張るを誇りとするなかれ』~☆。・+゜゜+・。.

 「資金が豊富であれば、それだけ玉を建てることは容易である。しかし、大玉を手仕舞うことは容易ではない。大玉を張ると自己の重みでつぶれてしまうこともある」という格言。