NY株式市場は、クリスマス休暇を控えて方向感のない展開となったが僅かながら続伸。
NY市場 + 1.51ドル
CME日経225 10,510円 +160.00円
NY原油先物 76.67ドル (+ 2.27)
NY金先物 1,094.00ドル (+ 7.30)
半導体株指数 354.72ドル (+ 0.65)
バルチック海運指数 3,023ドル (- 40.00)
CRB指数 279.36ポイント(+ 4.47)
VIX指数 19.71ポイント(+ 0.17)
為替 9:00 (対ドル円) 91.67円 (対ユーロ円) 131.34円
外資系注文状況: 売り1,730株、 買い2,250万株、 差し引き520万株の買い越し
日経 10,378.03円
始値 + 35.34円 10,413.37円
高値 +180.38円 10,558.41円 13:23
安値 始 値
終値 +158.89円 10,536.92円 GU下丸坊主中陽線
東証が休場中に海外株式や商品市況、円相場など外部環境が良好で、国際優良株中心に輸出関連が買い先行。年内は先行きを警戒させるようなイベントもなく、買わないリスクも意識されている。きょうの出遅れ感を訂正するような動きが継続すれば、年内に年初来高値を更新できる。クリスマス休暇を前にしながら海外勢の動きが活発。指数連動型を中心に買われ、アクティブな買いとはいえないが、目立ったうねりもなく、終値で10,500円台回復に期待がかかる。
昼の立ち会い外バスケット取引は、26件で金額は299.32億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買いほぼ均衡。
アジア株高を追い風に、出遅れを訂正するような動きが継続。主力株中心の買いに一段高となった。「出遅れ感は、ハイテク株を中心に意識されている。円安、ナスダックの上昇、国内企業の生産投資など好材料が続いているためだ。しばらくは半導体関連などが指数をけん引していくだろう。あすは米国が休場で市場参加者も減少すると思われるが、この様子では“閑散に売りなし”の相場展開も有り得そうだ。ただ、銀行株がまだ重い。ここが戻り始めればもっと強い相場を期待できるのだが、増資懸念は根強い。一部企業が当面は公募増資しない旨をアナウンスしたため、『アナウンスしない=近々に増資』という不安を招いている面もある。
市場では「それほど進んでいない円安しか材料がないのに、日経平均は年初来高値の1万0767円に迫る勢いだ。ヘッジファンドやCTAの買い戻し中心であるとみられ、需給中心の動きだ。反動には警戒すべきだろう」(準大手証券トレーダー)との声が出ていた。
【今日の格言】
.。・+゜゜+・。☆ ~『売り買いを、
せけばせくほど損をする、
とんと休んで、
手をかえてみよ』~☆。・+゜゜+・。.
これは、大阪堂島の米相場で成功を収めた牛田権三郎の著作「三猿金泉秘録」にある言葉です。株式投資の銘柄選択の際には、その企業が今後成長するのか、財務内容は健全かなどの、注意深い観察と分析が必要です。毎日相場のことばかり考えて、売ったり買ったりを繰り返している落ち着きのない投資家は、大きく儲けることはできず場合によっては損をすることもあります。たまにはじっくりと休んで、投資先の企業のことを調べたり、投資の勉強をして新しい手法を学んだりすることも大事です。