かぶけんの情報

日々の ・・

4/7(水) 持ち合い解消売り再開、上値が重い

2010年04月07日 08時26分56秒 | Weblog
    ☆.。.:*・.。.:☆.。.:*・.。.:☆.。.:*・.。.:☆.。.:*・.。.:☆.。.:*・.。.:☆
 NY株式市場は小幅反落。

NY市場                    -  3.56ドル
CME日経225   11,355円      + 75.00円
NY原油先物        86.84ドル    (+ 0.22)
NY金先物      1,136.00ドル  (+  2.270)
半導体株指数       375.52ドル   (-  2.34)
バルチック海運指数 2,981ドル     (- 10.00)
CRB指数         279.51ポイント (- 0.99)VIX指数          16.23ポイント (- 0.79) 
為替 9:00 (対ドル円)  93.63円(ユーロ円) 125・27円
外資系注文状況: 売り 1,880万株、 買い 1,910万株、 差し引き 30万株の買い越し

日経                11,282.32円
 始値   + 13.99円  11,296.31円
 高値   + 68.25円  11,350.57円  12:37
 安値   - 21.90円  11,260.42円  10:08
 終値   + 10.51円  11,292.83円   略クロス

 米国市場は高安まちまちとなり、短期的な過熱感を意識した売りと、景気回復期待を背景にした押し目買いが交錯。序盤は前日終値を挟んだ小動きとなったが、引けにかけて日経平均はジリ高となった。先物への断続的な買いに加え、円が伸び悩んだことで輸出関連株の一角にも買いが入った。これまで買われてきた輸出関連株を売って得た資金で金融株が買われるリバランスのような動きになって指数の下げは限定的だ。過熱感もあるため、ちょうどいい一服の局面だろう。円相場は前日のギリシャ問題で下げ渋っているものの、円の上値も限定的。投資家心理を示すVIX指数もきのう年初来安値を付けるなど米国でもリスク要因としては意識されていない。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、30件で金額は383.70億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買いほぼ均衡。
 先物の動きに揺さぶられる場面があったものの、全体的には動意薄で、小高い水準でもみ合いとなった。日銀の金融政策決定会合についても「3月の会合で方向性は確認できている」との見方から、市場の反応は限られた。引けにかけて上げ幅を縮めたが、金融株への継続物色が指数を支えた。銀行株は個人投資家が好むセクターでもあり、強さをみせてくれれば、リスク許容度が高まり、安心感を強めることにもつながる。そろそろ調整が欲しいところではあるが、最近の相場は押し目待ちに押し目なしの状態。いまの相場では、信用期日を迎える5月にも売り方の買い戻しが予想されるなど調整とはいかない可能性もあり、下値はかなり限定的になっている。あす発表の機械受注統計が調整のきっかけになるか、それとも買いを加速させる内容になるか注目したい。
 市場では「大手銀行や地銀などによる保有株式の持ち合い解消売りが再開しており、今後新たな売り圧力になりそうだ」・「相当な量の戻り売りが出ているが、一方で銀行、証券、重電、不動産、化学などの出遅れセクターが幅広く買われている。伸び悩んでいる指数以上に相場は強いという印象だ」(大手証券エクイティ部)との声が出ている。
 

                    【今日の格言】
     .。・+゜゜+・。☆ ~『上がるべき気が尽きぬれば
                自ら下がるところが天性と知れ』~☆。・+゜゜+・。.

 相場の世界では数年に一度株価が何倍となる大出世銘柄が出現することがある。これは新製品・M&A・仕手筋介入などいろいろな要素があるが、いつまでも上がり続ける株は無く何れ大天井を打ち力尽きて下げてくる。下がった株がまた上がるという保証は無いが、異常に上がった株は必ず下がる。それが6ヶ月の信用取引の期日内かが問題となる。


コメントを投稿