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12/9(木) 堅調に推移し金融株が一段高

2010年12月09日 07時45分44秒 | Weblog
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 NY株式市場は材料難で方向感のない展開で小幅反発。

NY市場                    + 13.32ドル
CME日経225    10,280円     + 40.00円
NY原油先物         88.28ドル  (- 0.41)
NY金先物       1,383.20ドル (- 25.80)
半導体株指数        415.43ドル  (+ 3.92)
バルチック海運指数 2,144ドル     (- 29.00)
CRB指数        316.87ポイント (+ 1.25)
VIX指数          17.74ポイント (- 0.25)   
為替 9:00 (対ドル円) 83.49円(ユーロ円) 110.62円
外資系注文状況: 売り 1,370株、 買い 2,190万株、 差し引き 820万株の買い越し

日経                 10,232.33円
 始値   + 45.54円   10,277.87円
 高値   + 65.92円   10,298.25円   9:04
 安値   +  7.78円   10,240.11円  12:36
 終値   + 53.55円   10,285.88円   ほぼ陽線クロス

 米金利の上昇を受けて為替が円安に推移していることを好感して、輸出関連株を中心に買い先行。円が対ドルで下げ渋ると、短期的な過熱感もあって上げ幅を縮小した。オーストラリアの雇用統計が良好なものとなり、豪ドルが買い進まれた結果、相対的にドル・円も弱含む展開となった。ドル売りが根本ではないため、足元のドル・円の動きはあまり重要なものではないが、過熱感もあることから、外部環境をにらみつつの展開になるだろう。ドル・円の動き次第では売りに傾く可能性もある。あすはメジャーSQ(特別清算指数)算出を控えているが、前週の段階で裁定残も減っているため、SQに絡んだ突発的な動きというのも、現段階ではあまり見込まれない。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、22件で金額は610.97億円、事前観測を下回ったものの、全体的に多くリバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買いほぼ均衡。
 ドル・円がさえない動きとなったため、日経平均は上げ幅を縮小したが、売りの勢いも乏しかった。金融セクターに一段高する銘柄が目立ち、高値圏まで持ち直す場面もあった。全体は上に行きたがっているが、売買高も固まっているうえ、買い上がっていくインセンティブもなく、上値追いも容易ではない。また、国の政策がはっきりしないので、相場を引っ張っていくような業種も生まれない。為替など外部環境の改善から輸出関連株を広く浅く物色し、内需株に出遅れ感が強まったところでリバランスするといった流れになり、大きな変動幅も期待できない。個別では高値を更新する銘柄もみられるだろうが、全体は伸び悩むと思われ、年内に10,500円を試せるどうか。
 市場では「上値では利益確定売りが出やすいが、世界景気の回復傾向や金余り、外国証券の9日連続の買い越しと需給面でも良好な状態が続いており、押し目を買う動きが強い。現状はやや伸び悩んでいるが、割と底堅さを保つ展開となっている」・「大引けが接近しても金融株への大口買いが止まらない。先物で指数の上値が抑えられているが、現物の買い意欲は強い」(大手証券エクイティ部)という。
 
◎米新規失業保険申請件数は42.1万件、前週は43.8万件=労働省(予想 42.5万件)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT879638420101209

                   【今日の格言】
       .。・+゜゜+・。☆ ~『建値を忘れよ』~☆。・+゜゜+・。.

 一般投資家は自分の買い建値、売り建値ばかり気になり現在いくら儲かっているかいくら損しているかばかり気になっているが、大事なことは保有ポジションが最良なものか否かである。


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