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6/4(金) 米雇用統計控え上値圧迫

2010年06月04日 08時03分10秒 | Weblog
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 NY株式市場は、雇用統計の発表を明日に控えて全体として方向感のない展開。

NY市場                    +  5.74ドル
CME日経225    9,920円      - 20.00円
NY原油先物        74.61ドル    (+ 1.75)
NY金先物       1,210.00ドル  (-12.60)
半導体株指数       364.45ドル    (+ 4.25)
バルチック海運指数 3,933ドル     (-101.00)
CRB指数        254.89ポイント (+ 1.95)
VIX指数          29.46ポイント (- 0.71)   
為替 9:00 (対ドル円)  92.60円(ユーロ円) 112.78円
外資系注文状況: 売り 2,080株、 買い 1,680万株、 差し引き 400万株の売り越し

日経                 9,914.19円
 始値   -  4.95円   9,909.24円
 高値   + 48.23円   9,962.42円  10:23
 安値   - 46.10円   9,868.09円  14:33
 終値   - 13.00円   9,901.19円   両髭長短陰線

 米株価指数が弱含みで推移していることが影響して売り先行。朝安後切り返しの動きとなったが、上海総合指数の軟調スタートを重しに引けにかけて下げに転じるなど方向感の乏しい展開となった。米5月雇用統計発表を前にした様子見気分が強く、積極的な動きはみられなかった。米5月雇用統計発表を前に様子見が強い。円相場の動向次第では瞬間的に1万円台を試す可能性もあるが、週末ということもあって手仕舞い売りに押されることになるだろう。また、民主党の代表選については前日に織り込まれている。新代表が菅直人氏に決まっても、出尽くすほど円が売られていたとは思えないし、足元の動きも民主党に絡んだ動きではないだろう。もうひとつの様子見要因として、G20(主要20カ国・地域、財務相・中央銀行総裁会議)があるが、足元の状況や今後の協調を確認する程度だと思われ、実際には大きな材料にはなりにくい。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、16件で金額は288.08億円、市場観測より多かったが、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買いほぼ均衡。
前日の反動による利益確定売りと、米5月雇用統計発表を前にした様子見に上値は重くなった。民主党の菅直人氏が代表に選出されたが、株式・為替とも市場の反応は限定的で、方向感の乏しい展開が続いた。前日の上昇は、鳩山政権下におけるマイナス要素がはく落し、買い戻しが入ったため。新首相は鳩山前首相と比較した場合に若干ポジティブではある。上値を試すような動きにはならないだろうが、5月25日の年初来安値割れを防ぐような支えにはなるかもしれない。どちらにせよ、トレンドを変化させるほどの動きではないが。当面の上値メドは200日移動平均線の10,300円程度。ここを上抜ければ、レンジを引き上げる必要性がでてくるだろう。
 市場では「海外実需筋のフローが細く、為替に連動させた売買を行う短期筋が取引の中心だ。組閣や5月米雇用統計の発表を控えており、動きにくい」・「中国、香港などのアジア株安が嫌気されている。週末でポジション調整の売りも上値を圧迫している。組閣が週明けの見通しとなったことで買いを急ぐ材料はない」との声が出ている。

◎5月の米非農業部門雇用者数は+43.1万人、失業率9.7%=労働省(予想 +53.6万人 失業率9.8%)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK298230820100604

                   【今日の格言】
     .。・+゜゜+・。☆ ~『いつとても買い落城の弱峠、
                 恐いところを買うが極意ぞ 
                     一運、二金、三度胸』~☆。・+゜゜+・。.

 ここが上昇の転機と見たら、びくびくせずに、勇気を持って買いなさい、という格言である。大幅に下げ、買い場と思っても、不安材料があればなかなか買えないものである。


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