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ＮＹ市場は、堅調な経済指標と企業の好決算を受けて続伸。
ＮＹ市場 ＋１１３．９０ドル
ナスダック ＋ ２０．９８ドル
ＣＭＥ日経２２５ ９，６２０．００円 ＋ ６０．００円
ＮＹ原油先物 １０４．５５ドル （＋ ０．４３)
ＮＹ金先物 １，６６０．５０ドル （＋ １８．２０）
半導体株指数 ４１５．２０ドル （＋ ８．８０）
バルチック海運指数 １，１４８．００ドル （＋ １１．００）
ＣＲＢ指数 ３０３．２８ポイント （＋ １．２０）
ＶＩＸ指数 １６．２４ポイント （－ ０．５８)
為替 ９：００（対ドル円） ８１．０６円 （ユーロ円) １０６．９５円
外資系注文状況： 売り １，４９０株、 買い １，６２０株、 差し引き １３０万株の買い越し
日経 ９，５６１．０１円
始値 ＋ ２．５７円 ９，５６４．４０円
高値 ＋１２９．８７円 ９，６９１．７０円 １３：０８
安値 － ９８．２３円 ９，４６３．６０円 ９：０３
終値 － ４０．９４円 ９，５２０．８９円 短陰線
海外株高を受けて主力株の一角や好決算銘柄に対する買い意欲はある一方、寄り前に発表された３月鉱工業生産が予想を下回ったこと
や、Ｓ＆Ｐによるスペイン格下げなどが重荷となり、ほぼ変わらずで寄りつく。日銀金融政策決定会合の結果公表を控えて見送りムードが強く、方向感の乏しい展開が続いた。スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）が２６日、スペインの格下げを発表したことで、欧州不安が再燃する懸念もある。日銀の政策が期待外れであれば、大型連休前のポジション調整売りなども重なり下振れリスクが高くなる。
昼の立ち会い外バスケット取引は、２０件で金額は１８７．３０億円、リバランス（資産配分調整）・ＥＦＰ（先物と現物との交換取引）中心で売り買い均衡。
日銀による追加緩和を受けて先物に大口買いが入り、一時１００円超となったが、上昇が止まると５，０００枚を超える大口売りが出て下げに転じた。もともと現物の買いは少なく、先物主導で乱高下している。ＥＴＦなどのリスク資産の買い入れを増やしたのはサプライズだったが、今回は連休前で日程が悪すぎたという点に尽きる。海外の見方も確認しておく必要があるが、もともと会合後に下押す可能性が指摘されるなか、思ったよりも下値は限定的だったので、このまま来週末発表の米４月雇用統計に関心が向いてくれるかもしれない。
市場では「緩和を受けて目先筋が動いた後は追随買いが入らず、出尽くしとなった格好だ。ゴールデンウィーク前でロングの資金が入りにくいということもあるのだろう。ただ、追加緩和をしたとはいえ、海外環境を考慮すればこのまま一方的に円安が進むとは思えず、株価の上値は重い」との声が出ていた。
◎日銀の追加緩和
日銀は２７日に開いた金融政策決定会合で、資産買入基金による長期国債の買い入れ額を１０兆円拡大するとともに、上場投資信託（ＥＴＦ）を２０００億円、不動産投資信託（Ｊ─ＲＥＩＴ）を１００億円それぞれ増額する追加金融緩和を決定した。一方、札割れが頻発している６カ月もの固定金利オペを５兆円減額。これによって基金の規模は、これまでの６５兆円から７０兆円に拡大する。また、購入する長期国債と社債の残存期間を「１年以上３年以下」に１年長期化、買い取り期間を２０１３年６月末に半年延長した。
追加緩和は全員一致で決定した。政策金利である無担保コール翌日物の誘導目標は「０─０．１％程度」に据え置き、実質的なゼロ金利政策も継続する。基金残高は２０１３年６月までに７０兆円を目指し、途中の２０１２年末に６５兆円とするこれまでの目標も維持する。
このため、長期国債は年内の残高をこれまでの１９兆円から２４兆円に増額し、買い入れペースを加速。来年６月末までに２９兆円の残高を目指す。ＥＴＦとＲＥＩＴは、年末までにそれぞれ１．６兆円、０．１２兆円とし、こちらも買い入れペース加速させるが、年末以降は残高を維持する。６カ月物の固定金利オペは、これまでの年末までに１５兆円とする目標を同１０兆円に圧縮する。長期国債の買い入れ年限の長期化で、基金による資産の円滑な買い入れと、より長めの金利への働きかけを狙う。
【今日の格言】
．。・+゜゜+・。☆ ～『意志は強固なるを要する』～☆。・+゜゜+・。．
わずかな失敗で落ち込んでいるようでは、相場を継続することはできません。相場で成功するためには、どんな状況に置かれている時でも、強い意志を持ち続けるべきです。
ＮＹ市場は、堅調な経済指標と企業の好決算を受けて続伸。
ＮＹ市場 ＋１１３．９０ドル
ナスダック ＋ ２０．９８ドル
ＣＭＥ日経２２５ ９，６２０．００円 ＋ ６０．００円
ＮＹ原油先物 １０４．５５ドル （＋ ０．４３)
ＮＹ金先物 １，６６０．５０ドル （＋ １８．２０）
半導体株指数 ４１５．２０ドル （＋ ８．８０）
バルチック海運指数 １，１４８．００ドル （＋ １１．００）
ＣＲＢ指数 ３０３．２８ポイント （＋ １．２０）
ＶＩＸ指数 １６．２４ポイント （－ ０．５８)
為替 ９：００（対ドル円） ８１．０６円 （ユーロ円) １０６．９５円
外資系注文状況： 売り １，４９０株、 買い １，６２０株、 差し引き １３０万株の買い越し
日経 ９，５６１．０１円
始値 ＋ ２．５７円 ９，５６４．４０円
高値 ＋１２９．８７円 ９，６９１．７０円 １３：０８
安値 － ９８．２３円 ９，４６３．６０円 ９：０３
終値 － ４０．９４円 ９，５２０．８９円 短陰線
海外株高を受けて主力株の一角や好決算銘柄に対する買い意欲はある一方、寄り前に発表された３月鉱工業生産が予想を下回ったこと
や、Ｓ＆Ｐによるスペイン格下げなどが重荷となり、ほぼ変わらずで寄りつく。日銀金融政策決定会合の結果公表を控えて見送りムードが強く、方向感の乏しい展開が続いた。スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）が２６日、スペインの格下げを発表したことで、欧州不安が再燃する懸念もある。日銀の政策が期待外れであれば、大型連休前のポジション調整売りなども重なり下振れリスクが高くなる。
昼の立ち会い外バスケット取引は、２０件で金額は１８７．３０億円、リバランス（資産配分調整）・ＥＦＰ（先物と現物との交換取引）中心で売り買い均衡。
日銀による追加緩和を受けて先物に大口買いが入り、一時１００円超となったが、上昇が止まると５，０００枚を超える大口売りが出て下げに転じた。もともと現物の買いは少なく、先物主導で乱高下している。ＥＴＦなどのリスク資産の買い入れを増やしたのはサプライズだったが、今回は連休前で日程が悪すぎたという点に尽きる。海外の見方も確認しておく必要があるが、もともと会合後に下押す可能性が指摘されるなか、思ったよりも下値は限定的だったので、このまま来週末発表の米４月雇用統計に関心が向いてくれるかもしれない。
市場では「緩和を受けて目先筋が動いた後は追随買いが入らず、出尽くしとなった格好だ。ゴールデンウィーク前でロングの資金が入りにくいということもあるのだろう。ただ、追加緩和をしたとはいえ、海外環境を考慮すればこのまま一方的に円安が進むとは思えず、株価の上値は重い」との声が出ていた。
◎日銀の追加緩和
日銀は２７日に開いた金融政策決定会合で、資産買入基金による長期国債の買い入れ額を１０兆円拡大するとともに、上場投資信託（ＥＴＦ）を２０００億円、不動産投資信託（Ｊ─ＲＥＩＴ）を１００億円それぞれ増額する追加金融緩和を決定した。一方、札割れが頻発している６カ月もの固定金利オペを５兆円減額。これによって基金の規模は、これまでの６５兆円から７０兆円に拡大する。また、購入する長期国債と社債の残存期間を「１年以上３年以下」に１年長期化、買い取り期間を２０１３年６月末に半年延長した。
追加緩和は全員一致で決定した。政策金利である無担保コール翌日物の誘導目標は「０─０．１％程度」に据え置き、実質的なゼロ金利政策も継続する。基金残高は２０１３年６月までに７０兆円を目指し、途中の２０１２年末に６５兆円とするこれまでの目標も維持する。
このため、長期国債は年内の残高をこれまでの１９兆円から２４兆円に増額し、買い入れペースを加速。来年６月末までに２９兆円の残高を目指す。ＥＴＦとＲＥＩＴは、年末までにそれぞれ１．６兆円、０．１２兆円とし、こちらも買い入れペース加速させるが、年末以降は残高を維持する。６カ月物の固定金利オペは、これまでの年末までに１５兆円とする目標を同１０兆円に圧縮する。長期国債の買い入れ年限の長期化で、基金による資産の円滑な買い入れと、より長めの金利への働きかけを狙う。
【今日の格言】
．。・+゜゜+・。☆ ～『意志は強固なるを要する』～☆。・+゜゜+・。．
わずかな失敗で落ち込んでいるようでは、相場を継続することはできません。相場で成功するためには、どんな状況に置かれている時でも、強い意志を持ち続けるべきです。