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10/3(月) 世界景気の減速懸念で上値は重い

2011年10月03日 08時20分42秒 | Weblog
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 NY株式市場は世界景気の先行き懸念や個別の悪材料で大幅安。

NY市場                    -240.60ドル
ナスダック                   - 65.36ドル
CME日経225     8,575.00円  -125.00円
NY原油先物         79.20ドル  (- 2.94)
NY金先物       1,622.30ドル (+  5.00)
半導体株指数      338.82ドル   (-12.00)
バルチック海運指数 1,899.00ドル  (- 14.00)
CRB指数         298.15ポイント(- 7.81)
VIX指数           42.96ポイント(+ 4.12)
為替 9:00(対ドル円)  77.22円 (ユーロ円) 103.14円
外資系注文状況: 2,530万株、 買い 1,310万株、 差し 1,220万株の売り越し

日経                  8,700.29円
 始値   -132.31円    8,567.98円
 高値   -122.77円    8,577.52円   9:01
 安値   -244.62円    8,455.67円  13:06
 終値   -154.81円    8,545.48円   GD足長陰線

 米国市場で200ドルを超す下げとなった流れを受けて、幅広い銘柄で売り先行。ユーロ・円が弱含んだため、日経平均はジリ安で推移した。ユーロ圏17カ国の9月CPI(消費者物価指数)が上昇したため、利下げが困難との見方が強まり、米国では8月個人所得が予想に反して減少したため、個人消費が7割を占める米GDP(国内総生産)に対する警戒感が強まっている。前週末の米国株が急落したため、今晩発表の米9月ISM(米サプライマネジメント協会)製造業景気指数が予想を上回ってくると、買い戻しが入りやすい。きょうはユーロ・円の動きはもちろん、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)も注視しておきたい。日経平均の下落率は一時2%超に拡大したため、日銀の買いなどが意識される。外部環境に目立った動きがみられなければ、日経平均もいまの水準で膠着する可能性が高い。ただ、仮に悪化して日経平均も終値で8,500円を割り込んでしまうようだと、投資家心理の冷え込みが増してしまう。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、18件で金額は164.00億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で差し引き小幅売り越し。
 香港ハンセン指数の急落や、ユーロ・円の弱含みを受けて下げ幅を240円超に拡大。一時8,500円を割り込む場面もあった。売り一巡後に日銀や、年金の買いが意識されて下げ渋ったが、外部環境に目立った変化はなく、日経平均の戻りも限られた。大きく下げたため、買い戻しが入ったものの、本格的なものではない。バリュエーション的には割安な水準にあり、常識的にはこれ以上の売り圧力は考えにくいが、だからといって今晩の欧米株が崩れれば8,500円を割り込むのも簡単だ。今週は、米9月雇用統計が7日、日銀金融政策決定会合は6-7日、ECB(欧州中銀)理事会も6日と、重要なイベントを週後半に控えている。きょうのISM(米サプライマネジメント協会)製造業景況感指数など重要な経済指標は多く、大きくブレれば反応するだろうが、予想の範囲内ならば相場を変ぼうさせる材料にはならない。
 市場からは「欧州勢の売りが先行している。決算を控えてミューチュアル・ファンド等の換金売りが今後も膨らむ懸念があり、需給要因が上値を圧迫している。欧州債務危機への警戒が続く中、欧州中央銀行(ECB)の利下げ観測もありユーロ安が輸出企業の重荷になっている」・「日銀のETF買いや国内年金による買いなどの観測が出ているが、世界景気の減速懸念が増す中で、上値を買う投資家は限られる。今晩発表の米9月ISM製造業景況感指数の下振れ警戒も強い」(準大手証券トレーダー)との声が出ている。
 
                【今日の格言】
      .。・+゜゜+・。☆ ~『もうはまだなり』~☆。・+゜゜+・。.

 「まだはもうなり」の反対語。相場ももう天井近くだと思って売ると、もう一段階高がある。 逆にもう底だと思って買うと、下げ止まらないことがあります。目先の動きに惑わされず、大局をつかむことが大切です。


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