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5/2(月) ビンラディン死亡で地政学的リスク後退

2011年05月02日 08時30分47秒 | Weblog
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 NY市場は、好決算とドル安・商品市況高を受けて上昇。

NY市場                     + 47.23ドル
ナスダック                   +  1.01ドル
CME日経225     9,945.00円  + 75.00円
NY原油先物        113.93ドル  (+ 1.07)
NY金先物       1,556.40ドル (+ 25.20)
半導体株指数       449.56ドル  (+ 2.02)
バルチック海運指数 1,269.00ドル (+ 10.00)
CRB指数         370.56ポイント(+ 4.25)
VIX指数           14.75イント (+ 0.13)
為替 9:00(対ドル円)  81.25円(ユーロ円) 120.36円
外資系注文状況: 売り 1,220株、 買い 1880万株、 差し引き 660万株の買い越し

日経                  9,849.74円
 始値   +114.65円    9,964.39円
 高値   +167.73円   10,017.47円  12:31
 安値   + 86.53円    9,936.27円  10:43
 終値   +154.46円   10,004.20円   GU短陽線

 米国株高や市況高を手掛かりに地合いの改善が進み、増益見通しを示した主力企業を中心に買い先行。一時120円超高を付けたが、東京市場は連休の谷間ということもあって積極性は乏しく、買い一巡後は高値圏で横ばい推移となった。きょうの相場は、震災発生から堅調に推移していた銘柄が売られ、逆に下値を模索してきた銘柄が買われているポジション調整が主体で、中身は少ない。また、値ごろ感を意識した買いは一巡している。日経平均が1万円台を回復するには、東電 9501株主の責任をはっきりさせることや、大規模補正などの材料が必要。むしろ、材料なしに1万円台を回復してしまうようだと反動が怖い。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、12件で金額は154.62億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で、30億円ほどの買い越し。
 アルカイダ指導者のビンラディン容疑者の死亡が伝わり、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が急上昇。日経平均も上げ幅を広げ、1万円を回復した。NYダウも手掛かり材料が乏しくなりはじめたところで、リスク許容度の拡大につながれば、ビンラディン死亡報道は上値を追うきっかけになるだろう。期待先行ではあるが、直接的な影響は防衛費の負担減や、原油価格の下落などが予想される。国内は連休の谷間で膠着した相場が続いたが、連休明け6日についても、米4月雇用統計の発表を控えることもあり、海外株とのギャップを埋めたあとは動意薄の展開が予想される。きょうの報道や、ADP(オートマチック・データ・プロセッシング)雇用リポートなどが材料になれば、上の方向に水準訂正することになりそうだ
 市場では「米国の株式動向が今後の鍵を握っている。投資マインドのさらなる改善や原油価格の下落に結び付き、米ダウ.DJIが1万3000ドル台乗せとなると好材料になる」・「海外でのリスク性資産志向の流れの中で1万円を回復したが、為替が円高水準にある中では、ここから上は買いづらい。ビンラディン容疑者死亡でリスク後退の面もあるが、今後の報復活動など不透明要素も残る」との指摘があった。
 
                 【今日の格言】
    .。・+゜゜+・。☆ ~『医者上手にかかり上手』~☆。・+゜゜+・。.

 どんな名医にかかっても、病人である本人が医者の言うとおりにしなければ、病気を治すことはできません。相場でも同様に、せっかく良いアドバイスを受けても、それを聞き流しているようでは、良い結果は得られないということです。




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