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7/21(火)  9,600円台回復の高値引け

2009年07月21日 09時58分17秒 | Weblog
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 NY株式市場はCIT破綻による連鎖破綻の懸念がひとまず遠のき続伸。

NY市場                     +104.211ドル
CME日経225    9,650円       +270.00円
NY原油先物        63.98ドル   (+ 0.42)
NY金先物        948.80ドル   (+11.30)
半導体株指数       294.13ドル  (+ 3.64)
バルチック海運指数 3,351ドル    (- 31.00)
CRB指数         240.95ポイント(+ 7.13)
VIX指数           24.40ポイント(- 1.02) 
為替 9:00 (対ドル円)  94.18円  (対ユーロ円) 133.77円
外資系注文状況: 売り2,500株、 買い3,500万株、 差し引き1,000万株の買い越し

日経                 9,395.32円
 始値   +117.20円   9,512.52円
 高値    終  値
 安値   +113.60円   9,508.92円   9:02
 終値   +256.70円   9,652.02円   中陽線の高値引け

 米国市場が続伸したことから買い先行。上げ幅を一時190円超に拡大し、9,600円に迫った。米ノンバンク大手のCITグループの破綻回避報道で米金融不安が後退し、金融株は上昇した。前週末と比較してドルが上昇したことで輸出関連株は買いが先行したが、94円割れの水準に下落すると、日経平均も次第に伸び悩んだ。きょうの相場で気になるのは為替だろう。円キャリーの解消が済んでいないのか、東京市場の堅調推移に反して、朝方から円高が進んでいる。債券先物もさえず、信用リスクは尾を引いているようだ。資金がどこに流れているのか不透明な部分も多いが、公募増資に吸収されているのかもしれない。仮にきょう9,500円台を維持できても、資金の回転が利くまで不自然な相場展開が続く可能性もある。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、25件で金額は202.75億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買いほぼ均衡。
 終値では7月7日以来、2週間ぶりに9,600円台を回復した。薄商いのなか、先物へのまとまった買いが観測され、引けにかけて切り返しの動きとなった。午後1時過ぎに衆院本会議で解散が決定したが事前に想定された内容だったため、市場の反応は限られた。連休中の遅れを取り戻す格好で、目新しい材料は見当たらない。衆院解散についても、すでに各党の公約も内容が明らかになりつつあり、公約が正式に発表されても大きな反応は見込めない。また、米国と違って国内は体制が大きく変わるわけではない。過去の例をみても、衆院選の結果で相場が動くことはあっても、選挙期間中は様子見気分が強かった。民主党関連銘柄が物色されているが、今後はネガティブな面もみていく必要がある。
 市場では「円高になかなか一服感が出ない。一方、今晩、バーナンキ米FRB議長による下院金融委員会での金融政策についての証言も控えており、積極的に買う動機に乏しい。9500円を回復したことで、いったんの達成感が出ているようだ」・「過去のデータでみると衆議院解散から投票日までの株価は比較的堅調だ。期待が先行しやすい期間でもあり、売り込みにくい。今週後半から本格化する国内企業の4―6月期決算も悲観を織り込んでいるため、予想以上に悪くなければポジティブサプライズになる可能性がある」(準大手証券情報担当者)との声が出ている。
 


◎衆議院が解散、8月30日総選挙へ

http://jp.reuters.com/article/economicPolicies/idJPJAPAN-10135920090721




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