かぶけんの情報

日々の ・・

7/17(金) 商い閑散、上下60円幅

2009年07月17日 08時13分22秒 | Weblog
     ☆.。.:*・.。.:☆.。.:*・.。.:☆.。.:*・.。.:☆.。.:*・.。.:☆.。.:*・.。.:☆
 NY株式市場はこれまで悲観的だった大学教授ルービニ氏の「米景気は2009年末ごろに景気後退局面を脱するとみている」との発言が好感され続伸。

NY市場                     + 95.61ドル
CME日経225    9,495円       +185.00円
NY原油先物        62.02ドル   (+ 0.48)
NY金先物        935.40ドル   (- 4.00)
半導体株指数       287.00ドル  (+ 5.44)
バルチック海運指数 3,501ドル    (+177.00)
CRB指数         240.95ポイント(+ 1.24)
VIX指数           25.42ポイント(- 0.47) 
為替 9:00 (対ドル円)  93.73円  (対ユーロ円) 132.39円
外資系注文状況: 売り1,940株、 買い2,040万株、 差し引き100万株の買い越し

日経                 9,344.16円
 始値   + 69.70円   9,413.86円
 高値   + 76.45円   9,420.61円   9:05
 安値   + 16.43円   9,360.59円  10:31
 終値   + 51.16円   9,395.32円   切り上がりの短陰線

 米国市場が上昇したことで幅広く買い先行。手掛かり材料に乏しく、今晩のシティグループ、バンク・オブ・アメリカの決算発表を控えるほか、週末要因もあって上値は限られた。こうしたなかで、民主党政策への思惑もあって子育て関連銘柄などが物色された。民主党関連が物色されるなど、個人の物色が露骨だ。安易というか、分かりやすい相場になっている。上値を試すには手掛かり材料が少なく、きっかけ待ちのなかで、短期売買を目的に材料を探っているようだ。円高水準にあることも相場の重し。ただ、輸出は堅調に推移しているとみられ、いまの為替水準であれば、すでに織り込んであるように思える。個人のFXがドルの下値を支えると思われ、過剰な円高が進むような展開は想定していない。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、300~400億円程度、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買いほぼ均衡。
 商い閑散で、東証1部の出来高は16億4389万株と7月6日以来の20億株割れ。売買代金は1兆246億円と辛うじて1兆円は超えたが、2月17日(1兆169億円)以来の低水準となった。手掛かり材料難で動意は乏しく、9,400円を挟んでもみ合い商状となった。手掛かり材料に乏しいなか、物色の矛先が環境関連から育児関連株へ移行した。ちょうど民主党政策にもつながった格好。週明け21日に解散、8月30日に投開票という事前に伝わっているスケジュールを見込んでいるため、ズレが生じるとマーケットにはネガティブだが、どちらにせよ政局リスクを抱えたまま、上昇トレンドは形成できないだろう。
 市場では「3連休前であり、政局も不安定さを増していることから様子見気分が強くなっている。市場には弱気派、強気派が混在しているが、しばらくボックス圏という認識は共通している」(大手証券トレーダー)との声が出ている。
 


                     【今日の格言】
   .。・+゜゜+・。☆ ~『上がる理も、時節が来ねば上がらぬぞ、
                せき買いをして悔やむまじきぞ
      (米相場師・牛田権三郎著『三猿金泉秘録』より)』~☆。・+゜゜+・。.

 「相場は上がるのが当然の状況であっても、時が来なければ上がらない。慌てて買って後悔してはならない」という意味の言葉です。好材料があるのに、株価が反応しないときがあります。それは、買い注文の量が少ないからです。いくら業績が良くても、画期的な新製品の発表があっても、買い注文が増えなければ、株価は上がりません。相場は需給がすべての材料に優先します。たとえ買いたい人が多くいても、買い注文より売り注文の量の方が多ければ株価は上がりません。ですから、どんな時でも慌てて注文を出すべきではありません。



コメントを投稿